魔女と薬草展だと思いこんでいましたら
そうでなくて・・
「魔女の秘密」展で
お化け屋敷のようなムードがアリ(~_~;)
魔女狩り、拷問・・
なんということだ・・
中世においてもドイツでの人数が突出しているようだ
マルティン・ルターというと、宗教改革・・
改革者というと偉人というイメージが
「わたしはこのような魔女に何の同情も持たない。私は彼らを皆殺しにしたいと思う。」とやら書いていたというのに驚いた
(ユダヤ人に対しても??・・・)
プロテスタントに改宗した妹の手を切りおとしたという誰やらがいて
その手のミイラを展示していた(~_~;)
http://majo-himitsu.com/highlight/
中世の印刷機
天球儀地球儀のセットもありました
どちらも重厚なイメージ
http://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=view&id=618
魔女の黒と赤のカレーでした
本棚に「魔女の薬草箱」有りました
- 作者: 西村佑子
- 出版社/メーカー: 山と溪谷社
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
- 作者: 西村佑子
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ちなみに大学で借りてきた
ル=ゴフの対談集「中世とは何か」だけれど
本の表紙がよい
生前に書かれたという聖フランチェスコの肖像の右目なのだが・・すごい
あと、アンジェの黙示録の獣のはなしもあったけれど
頭が7つある例のドラゴンとライオン(だと思う)
激しい恐怖の反映というけれど、そこが私には見えない
それはともかくp296
「中世社会の最も非難すべき点、その文明活動が誤りを犯していた点、それはまた、成功の、そしておそらくは進歩の影の部分」の話。
11世紀から13世紀にかけて、組織化の構造の裏側として、長く続く迫害の構造が生まれます。
ユダヤ人虐殺、癩病患者の監禁、「男色家」の糾弾と焚刑、異端者たちに対する非人間的な弾圧、宗教裁判所によって広く行われていた拷問・・・・。
中世人は実際、キリスト教世界が困難と試練の末に動かしがたい成功を手にしたのだと考えていました。
彼らはその純粋さを守り、その安定を乱すあらゆるものからキリスト教世界を保護しようとしました。
それでも目的が手段を正当化することはありません。
この苦い教訓を、記憶にとどめておかねばなりません。
中世文明の弱さ、過ちはいわば光に対する陰画なのです。
この時代は慈善(カリスタ)の時代でもあるのですから。