ちくま文庫の「書斎の宇宙 文学者の愛した机と文具たち」を読みかけている・・
そういえば、昔の机は座り机というだけでなく、持ち運べるものだったな〜〜と。
横80縦40センチの机・・と水上勉
敬愛する先輩の机を譲り受けたとかいう話が多いような・・・
夏目漱石の大きな机と小さな机の話を内田百輭がしている
小さいのは、8畳の洋間(書斎)の真中にあった黒檀の奴で、挿絵で見たかもしれない
(百輭は黒檀と言っているけれど、紫檀みたい)
http://blogs.yahoo.co.jp/suginaminouen/24852917.html
『吾輩は猫である」を書いたのはこれではなくて窓際にあった「箆棒に」大きなやつなんだって
畳一枚よりはみ出る大きさだそう
これも写真で見たことがあったかも??
例のNHK 「美の壺」で放送されたみたい
http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file288.html
http://andokobo.blog73.fc2.com/blog-entry-1223.html
“書くことよりも大事なのは机の前に座ること”by宇野千代
「机が小さい」のでなくて、机上面がついつい狭くなるという話には、
そうだ^_^;と思う〜(穴居人タイプ!?)
書斎という言葉に何となく恥ずかしさのようなものを感じる、と壺井栄・・
そうですね。「机のある部屋」ですかね・・
日夏耿之介は、朱塗りに黒と黄で唐草人物を描いたシナ製の机をなでたり眺めたりするのが執筆癖だそうだが
仕事机は、それというより、お寺の精進料理に用いた黒く塗った漆がとどこどころところどころ禿げた長方形の机だとか
紫檀の三尺(91センチ)四方くらいの机だったそう
机の上の眼鏡は年とともに増えて4つになった、と井伏鱒二・・
それで、20字20行の原稿用紙は塙保己一の着想だという蘊蓄・・
そういえば漱石の原稿用紙は、神奈川近代文学館で買えるけど、19字20行だったかな?
写真をとる為(??)に片づけです
都合3つの机の所有者になったが・・・
メインは今までどおりの穴居空間で
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