猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

「春の戴冠」

今日は病院に行き、血液検査の結果を聞きましたが、特に問題はなく、
いや、問題は中性脂肪^^;)→減塩減量〜〜^^;
花壇を見ると、雑草が立派になり^^;チューリップも芽を出してきていました
上橋菜穂子さんの2冊めも読了し、
中古本を買って届くのが遅れてなかなか続きが読めないと悲しいので、
中古でも送料を入れると値段もそう変わりないし普通に文庫本を3冊買い足し
・・娘も気に入ったようだ・・
Florence 2009 - 0952

あとはというと、フィレンツェを見ていました
辻邦生が、「ナポリを見て死ね」というけれど、自分にはナポリでなく常にフィレンツェだった、と言っている
それで、「フィレンツェに初めて着いた朝、中央駅を出た瞬間に、駅前広場のまん中の花壇に咲き誇る赤いカンナの花よりも真っ赤な鼻血がどっと噴き出てきた。なんということだ。」(「美しい夏の行方」)
・・というのにはちょっと笑った・・
http://flora.karakusamon.com/italy/roman8.html

春の戴冠

春の戴冠

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)

草が生えるよ、夏の日は。取っても、取っても、生えてくる。
  この草たちが米ならば、今ごろ、おれたちゃ、金持ち暮らし。
草が生えるよ、夏の日は。抜いても、抜いても、生えてくる。
  この草たちが米ならば、今ごろ、おれたちゃ、金持ち暮らし。
ああ、ままならぬ、世の中よ。
  ああ、ままならぬ、夏の日よ・・・・・・
(上橋菜穂子 守り人シリーズ第3作「夢の守り人」の終わり)