猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

2014-12-15から1日間の記事一覧

今年読んだエッセイ

須賀敦子『遠い朝の本たち』(筑摩書房p108 1998年刊) アン・リンドバーグは横浜の埠頭をぎっしり埋める見送りの人たちが口々に甲高く叫ぶ、さようなら、という言葉の意味を知って、新しい感動に包まれる。「さようなら]、とこの国の人々が別れに際して口に…