猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

本・図書・学問

「正義」の女神

やっぱり荒俣宏さんやイメージの象徴は面白い バーバラ・ウォーカー女史にアマゾンオリジナルのテレビドラマの「トランスペアレント」のレズの 大学教授が重なってしまうのは・・・ フェミニズムすきじゃないけど 悲しい! 正義の女神

寒い散歩

午前中大部の論考をずっと 傍線ひきながら真面目に読んでいた・・ 本は汚す派です (図書は別だが) 辻邦生『背教者ユリアヌス(二)』落手。解説を書かせていただきました。佐保子先生とのご縁もあり(私でいいのかな?と思いつつも)美術史研究者の視点か…

「インドの華」

昨日は昼過ぎに銀行に用足しに行って かなりの雨になったのだが、東京では記録的な大雪で 成田に降りられず関空に来る飛行機が多かったとか・・ 今度の旅行 フランスメインだが最近英国の緑の本ばかり読んでいるので、 やっぱり、パリからロンドンに回りたく…

英国、緑の庶民?

「植物から見たヨーロッパの歴史」を受講して、またまた英国庭園熱がぶり返している 小林章夫著「 英国庭園物語」を丁寧に読んだ 次いで この本にあった下記の参考文献も読もうと思うが 参考文献 赤川裕「英国ガーデン物語―庭園のエコロジー」川崎寿彦(1929…

2017年に読んだ本

Bookshelfというページを時々更新しているのだが 猫頭な本棚--Bookshelf-- そのページにこちらの記事をリンクさせてみた nekoatama.hatenablog.com ところで、昨年2017年、映画を何本見たかは数えたが、 (→2017年に見た映画 – 待降節) 本を何冊読んだかは…

読書ノート

今週のお題「今年中にやっておきたいこと」 我が独房、いや文房でいうと、今年中にやっておきたいことは ノートの整理、ノートを目の前の棚に置き替える ・・ということですね 2014年に使ってみた読書ノートなんですが それは 文具王のとロディアの黄色いの…

カンザスシティ図書館(2)

nekoatama.hatenablog.com www.kclibrary.org The following books are depicted in the work: Kansas City Stories Volumes 1 and 2Catch-22 by Joseph HellerSilent Spring by Rachel CarsonO Pioneers! by Willa CatherCien Años de Soledad (One Hundred…

カンザスシティ図書館ファサード

本日のクリスマスカウントダウンですが クリスマスカウントダウン 今年はこのアドベント期間を 「世界のすごい建築」という児童書から、 178の建築を見ながら、 カウントダウンします・・ 今日はその18日目 月曜日 今日は北アメリカ北東部19~26(通算125~) …

逆の『精神と時の部屋』

そこは重力とか気温の変化が地球よりはるかに過酷な環境で、さらに時間の流れも違って、そこで修行すると地球の1時間で、1年分みたいな。精神と時の部屋という例え 【日刊デジタルクリエイターズ】から他のメルマガに入り込んで朝の時間が過ぎている!? …

すごいアーカイブ

ああ、これこそがバラの楽しみ。風に吹かれて飛んでいく。 by ウィラ・キャザー(1873‐1947) すごいアーカイブがあるのに驚いた Willa Cather Archive ちなみにこの言葉は永遠に続くものはないということについてです・・ 逆説的にいうわけで・・・詩になっ…

何か懐かしいラインナップ

『本を読む』 安藤光雅 山川出版社2016年12月刊 安野光雅 - Wikipedia 何か懐かしいラインナップで、ほぼ読んでいる感じ。岩波文庫が多い。 やはり絵に味がある。本をだしにしたエッセイであった。 シェイクスピア『ヴェニスの商人』(ちくま文庫) 『八代目…

手帳のメモページ

nekomegami.hatenablog.com 使いこなせているか疑問の手帳のメモページの件だが メモページといわれても、メモは書かないことにする! 自分を元気づけるクォートと 探書リストみたいなを書くということでどうだろう? 齋藤孝さんの書くフォーマットデザイン…

SFの楽しみと再会

異星人の身体全体は、主人公の言語学の第一人者以外には、「ヘプタポッド(七足)」部分しか見られなかったかのようだが・・非常に素晴らしい神聖な造形だった。 だいぶ後になるまでわからなかったが、彼女の娘(の記憶?)が、未来の存在だったというのは意…

「・・なんかおもしろいからやだ」

昨夜からベッドで 朝井リョウ「風と共にゆとりぬ」を読んでいた (文芸春秋 2017年6月刊) 声に出して笑う本! ご本人のセリフを登用すると「・・なんかおもしろいからやだ」(笑) 夏裁判=「夏、何していた?」という質問に勝つ、だそう バスタ・ガ・マダ…

「独立の気象」

『楽園のイングランド―パラダイスのパラダイム』を読み始めました 面白い 他に、 アメリカ詩人選『対訳ホイットマン詩集』もざっと読んでみたのだが ・・先日引いた詩*1から予期した詩と違う!? いや~、アメリカンでした 「Song of Myself 私自身の歌」は1…

いささかの散文的な日々

詩人たちのうたう秋のほかにいささかの散文的な日々がある 雪のちょっぴりこちら側 靄のあちら側の日々 ディキンソン詩集(亀井俊介編 岩波文庫) 古書で岩波文庫の対訳を買ってみることにした 対訳 ディキンソン詩集―アメリカ詩人選〈3〉 (岩波文庫) 作者: …

シンギン中 singing?呻吟!

今日も朝ベランダ片付けて 午前はシンギン呻吟モード?だったが、 昼過ぎに某植物園へ・・・ いろいろな実がなっていました(^^♪ ザクロ! ハクウンボク ヤマボウシ・・良い色でした//おいしそう~~ おまけで朝のベランダというと こちら側は両端が狭く(中…

「考える人」

kangaeruhito.jp たまには本を買おう!? (Amazonポイントで) 中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく) 作者: 國分功一郎 出版社/メーカー: 医学書院 発売日: 2017/03/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (10件) を見る 下の1冊は…

本 の 人気度ランキング

久しぶりに、本 の 人気度ランキングを見ました (テレビで見て興味をひかれた本を検索) www.ntv.co.jp 私が今、日常に利用するのは 図書館と アマゾンと 楽天と、 ウォーキングの目的地の喫茶店付き本屋・・ ところでアマゾン! プライムデーはいよいよ開…

猫騎士でなく 「ねこ棋士」だそう

ねこ棋士 pic.twitter.com/AVei1PUDVR — ねこナビ編集部 (@b_ru_ru) 2017年7月3日 すごいネコさん(^^♪ そして、すごい中学生の藤井四段だが、 藤井聡太 公式戦初黒星 2017年7月2日 第30期竜王戦 決勝トーナメント2回戦 佐々木勇気 五段 △後手 101手 負け 連…

エイジングについて

今日からネットで某大学・大学院中間試験ができるのだが、 前にも書いたが、 今学期は「発達心理学特論」と「博物館概論」をとっている 両方とも、結構興味が持てて、よかった・・ たとえば、 「これまで生きてきた時間とこれから生きて行く時間の長さが、決…

むずかしいことをやさしく・・・・

井上ひさしさんの娘さん本を読んだ なんか名言集みたいな仕立てであったが、例の むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに書くこと。 ・・というのには続きがあって、 「まじめなことをだらしなく、…

「天才たちの日課」Daily Rituals

今日は大学に行ったり買い物で1万2千歩・・ 電車の中で読んでいた本は「天才たちの日課」 興味深い 「人々の日常のルーティン」 取り上げられた161人の中には、散歩の日課のある人も結構いたが エリック・サティが、引っ越したあと、もとの家までの10キロを…

ホイットマンの詩

今日は 「発達心理学」の過去問をやっつけ(2分の一) 「初期キリスト教美術・ビザンティン美術」もやっつけ ちょっと帰り道で雨になりましたが図書館まで歩くノルマもOK、 途中の公園で四つ葉のクローバーも7つ発見(押し葉に) (人に良いと書いて食って?…

古本購入の法則

キーツ詩集はあったが、「見当たらない」のでシェリー詩集も買った(古本で) 対訳といえば、ゲーテの対話もあったと思うが、これは、探す気がない (出てきたらものすごく古本臭いと思う←「古本臭を避けるため」新しめの古本を買うの法則) こっちは「探さ…

まだ桜の咲かない雨の日@関西

今日は雨 東京では雨でも桜の咲く(5分咲き)プレミアムフライデーとか 関西では桜はまだまだ・・ 上橋菜穂子さんの処女作を読み終え 次いで「鹿の王」を読もうかと思ったが、読み急ぐのはやめて DVDを見た 「或る終焉」というやつ 内容について思い込みとい…

ゲーテ忌と「倚りかからずの椅子」

今日は ゲーテ忌だ・・1832年3月22日没 ゲーテじゃなくて、キーツとシェリーの墓参りに行くつもりなので、ちょと英詩を読み返していました・・ シェリーの、人口に膾炙する「冬来たりなば春遠からじ」 あれには前おきがある・・というか、 予言のラッパ!あ…

雨の日

今日は雨であった・・なに雨(さめ)というのだろう? 3月の雨(ボサノバ)http://makisakouonuma.hatenablog.com/entry/2016/03/01/111629昨日、一日で上橋菜穂子さんの「獣の奏者」(外伝抜かした4冊)を読んでしまい、 今日は、少々柔らかい感じだが、予…

ゲーテがワイマルで詩が書けなくなった、「ミニヨン」だけだということ(by牧野宣彦さん:ゲーテ「イタリア紀行」を読む)だが、 そうなのか? 本棚探して、 ゲーテ詩集(新潮文庫の高橋健二訳)を見ていたら、 イタリア旅行の前にワイマルで作った「魔王」…

ゲーテのイタリア紀行(2)

今朝は起きると霧雨でした・・ ようやく2年前の続きをやってました 230年前のゲーテの旅、『イタリア紀行』の読書です ゲーテと言っても37才、 ヴェスヴィオ山に、噴火と噴火の間に登るといって危ない冒険をしたりするし、 アッシジに行っても聖フランチェス…