猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

言葉

尊宅 沙汰

例の「漢字検定三略」が途中になっているので、今年中に中略の一巡を終えよう!と決心しているのだが 今朝見ると、例の「そんたく」という字が出てきて思わず笑った) 用例は 尊宅をおたずねしたい 親の心情を忖度する ・・のふたつであった・(中略第26) …

「・・なんかおもしろいからやだ」

昨夜からベッドで 朝井リョウ「風と共にゆとりぬ」を読んでいた (文芸春秋 2017年6月刊) 声に出して笑う本! ご本人のセリフを登用すると「・・なんかおもしろいからやだ」(笑) 夏裁判=「夏、何していた?」という質問に勝つ、だそう バスタ・ガ・マダ…

ほぼ日2018WEEKSメガ

11月1日発売の「ほぼ日2018WEEKSメガ」のロフトバージョンを買いに行った 黄色である めったに買わない色である 色鉛筆は12色入りのはずが、黄色12本入りがロフトバージョン・・・・前にも見たけど何回も笑える 斎藤孝さんが 手帳は前年度のと今年のと2冊持…

「独立の気象」

『楽園のイングランド―パラダイスのパラダイム』を読み始めました 面白い 他に、 アメリカ詩人選『対訳ホイットマン詩集』もざっと読んでみたのだが ・・先日引いた詩*1から予期した詩と違う!? いや~、アメリカンでした 「Song of Myself 私自身の歌」は1…

「トリビア」の語源は三叉路

このところ、「ダーリンは外国人」ですが、せっせと読みました~~ (ウォーキング先は連日図書館にして) 「ダーリンの頭ン中 英語と語学」に 「トリビア」の ビアが通りで、トリは3・・ トリビア(無駄な知識)の語源は三叉路・・ 三叉路で出会った旅人が…

傘の話

スヌーピーの保冷バッグに惹かれて買った「レタスクラブ」を見ていたら 「ダーリンは外国人」のトリビアというページがあって、傘の話だった 面白い! 最初にできたのは日傘で、権力の象徴英語のアンブレラも、ラテン語のウンブラ(小さい影)から パラソル…

コンピテンス

コンピテンスとは有能感だそう(発達心理学のテキストを読んでいた) 得意であるとか、今できなくても将来出来るようになるだろうという自己認識? http://ch.nicovideo.jp/rinsho-shinri/blomaga/ar473732 「自己効力感」 自己効力感とは、自分が行動および…

闘いの映画(サクセスフルストーリー??)

TSUTAYAのサービスで『イーグル・ジャンプ』を配信で見た 主役はヒュー・ジャックマンだと思って見始めたのだが、 なかなか出てこないし、なにか時代的に古い物語だな〜?と思っていたのだが、 新作で、ジャックマンは主役のコーチとして出てきました 話はな…

「遅暮之嘆」

しばらく体調不良であったが、今週からスッカリ生き返った(??)ので・・ ボランティアに顔を出したり、漢検三略も再開♪ 今日はこんな詩を読みました 日月は忽(コツ)として其れ淹(とど)まらず、 月日はたちまち過ぎて止まらず、 春と秋と其れ代序(ダ…

猫の日??

Yahoo!知恵袋にちょっと笑いました http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12156637602 2月2日が猫の日か2月22日が猫の日か・・いや365日猫の日だという回答(笑) 今日は オルシーニ家を表す、薔薇の紋章を抱えた熊(オルシ)が何頭もい…

慊焉けんえん

こんな言葉が成立するのだろうか?? 慊焉 不満と満足と反対の意味を表す言葉という (同時にではない) 不可解な言葉である 倦厭 の方に引きづられたのだろうかと思ったが すでに 慊の字義が 1に ありきたりなく思うさま 2に 満足に思うさま・・であった …

ターニングポイント

アドベントの蝋燭も明日で3本目になりますね 今年の手帳見ながら、今年のまとめ・クリスマスカウントダウンが日課ですが・・ 五感(眼耳鼻舌身)+意の楽しみということで、順繰りでそれに関係することを書いてきて、 今日は3回目の「舌」だ・・うむ・・・ …

一巣一枝の楽しみ

今日は一日雨のようだ・・ <<<<生きることを楽しむというテーマ>>>(アドベント・・クリスマスまであと10日) 「偃鼠(えんそ=もぐら)河に飲むも満腹に過ぎず」(飲河満腹)というのだが(「荘子」逍遥遊) その語の前に「鷦鷯(しょうりょう=み…

動と静

7日は、ちょっとランチ送別会に このカフェ、クリスマスの飾り付けも心地よかったですね 時が動き過ぎていきます・・・・・ おまけ: 「知者楽水 仁者楽山 知者動 仁者靜 知者楽 仁者壽」論語雍也 あまり分からない語で・・ 中国人って対比表現があまりにが…

猫に名言

いやぁ〜そこに座ってくれますか^^; 座右版『中国古典名言辞典』が来ました 大きいのではにぃさん座り心地が良いですか〜〜 文字も大きい(..) 序に書いてあるのだけれど 「この忙しい世に、しかも読書力の一般的に低下している今日、多くの人々に多くの古典…

作詩が科挙で最も重要な科目だった理由

漢検1級を復習し、再チャレンジしようと思い立ったが、 最新の頻出度順問題集から、まず「四字熟語200 」というノートを作った。 私には漢字というと、それ(四字熟語)が第一に浮かぶので。 クイズみたいな国名や植物動物名の当て字や熟字訓ではなくっ…

ルーズリーフ辞書

ナニナニ?と言われた、このルーズリーフ・・辞書になっています 今もあるのかしらん?? 三省堂とマルマンのコラボで、大昔に買いました よく見ると1978年のものですね これって、ノートのアクセサリーみたいなものでしたが いま、漢字の部首ノートをB5バイ…

「憂い来たるとも」

11月に入りました・・例の三略中です・・ カシオのエクスワードですが、非常に電池が早く終わるなぁ…‥と思ったら、USBでパソコンに接続しておくようにとあった…‥ ついでに、パナソニックの充電池充電器(単3電池)も購入した・・・ (今頃買う、のんきな私・・…

中島敦の詩など

中島敦「弟子」をダウンロードして読んだ 子路の話だった・・・ 最後泣けましたね 孔子が「天、我を滅ぼせリ」と泣いたのは、別の弟子のことである・・ 孔子はその時、作法違いの泣き方をした(哭した)と注意されるほど泣いたというが、 子路のときは、 佇…

脳内トレー-ニング?

今日の車中移動だが スマホで漢検1級の4字熟語のテストをやっていた (googleアプリで500円である)新しい漢字学習法 漢字音符字典作者: 山本康喬出版社/メーカー: 東京堂出版発売日: 2012/10/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ…

「頗る付き」

書斎(専用部屋)があるのに リビングの食卓でノートを広げているというのもいかがなものか‥・^^;ということだが、 反省して? ひさしぶりに机の上と下の片づけをやりました・・ 正面の机の他に、右手の書棚付きデスク、後ろにも机おいてあるから、 断然広い…

「ノートづくり」(疑似勉強)

寒くなってきました・・ 長袖2枚ですね〜〜〜〜 粛の字同様、 蠅の字も、どなたも、書き順をちゃんとするといいね! ・・みたいなことをいいつつ・・ http://kakijun.jp/page/hae200.html google日本語入力では もぐらが、漢字では「土竜」しかでません 鼠偏…

漢字のノート

16年ぶりに漢字検定1級を受けようかな〜・・と ノートを引っ張り出してます(4ヶ月後の予定) 6,000字もあっちゃ、復習のしがいがあります・・・どうかな〜〜〜?言葉は面白いです・・たとえば、 喧喧囂囂(けんけんごうごう) 口やかましく騒ぎたてるさま、た…

散文的日常の中で、詩を読む

「苦しみの日々 哀しみの日々」 茨木 のり子苦しみの日々 哀しみの日々 それはひとを少しは深くするだろう わずか五ミリぐらいではあろうけれどさなかには心臓も凍結 息をするのさえ難しいほどだが なんとか通り抜けたとき 初めて気付く あれはみずからを養…

秋というパーツ

秋 (あき とき)愁い愀える 君不見 青海頭 古来白骨無人収 新鬼煩冤旧鬼哭 天陰雨湿声啾啾 『兵車行』 天宝11年(752年)杜甫41歳 http://kanshi.roudokus.com/Heisyakou.html汗牛充棟という言葉を見ていて これは柳宗元(773 —— 819)が墓標に書いた言葉だ…

混乱してくる用語のおさらい

ちょっと混乱してくる用語のおさらいなのだが 1−1.ブリックスBRICs‥2000年代を通して、 巨大資本の下請け工場であった→巨大市場を活用して徐々に国力を高めた ブラジル、ロシア、インド、中国 + 南アフリカの5か国をさす BRICs(ブリックス、英: Brazil,…

夏の花

もう夏なんですね〜 エキナセア ’ミルクシェイク’ シャスターデージー ‘オールドコート’ ブッドレア ‘ピンクパール’ 蓮とハンゲショウこの花花が季節を語る・・・雨が上がった時 「君見ずや双眼の色 語らざれば憂ひ無きに似たり」 http://www.geocities.jp/t…

朝顔

朝顔が咲き始めました 朝顔のことを「牽牛子 牽牛花」とも書く 昔、高価な薬草とされ、牛一頭をひいて交換したというところから、と漢語例解事典にいわく・・ それはともかく、 牽引 牽強附会の牽の字だが 字体が改正され、11画だという・・ 糸の頭を分断し…

「花舞う」

花舞って、「鴬語花舞(おうごかぶ)」の下半分ですが 「鴬語」がなかったら、静かな花の情景だけ・・別に春でなくてもよいなぁ でも咲き誇っている状況ではなくて、花花の散り落ち始める光景・・対語としては 「騒然」ということにしたいなにか、人生!?に…

「色彩」がない気分

図書館で予約していた本がようやく借りられた その名も、書名: 『第2図書係補佐』であるけれど 又吉直樹さんて、結構正統派でなはいですか!・・ だけど「第2」であり さらに「補佐」であるとは!! 僕の役割は本の解説や批評ではありません。(略) 自分の…