猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

紫式部より清少納言派に?

紫式部派でしたが
しばし、清少納言派になるつもりつもりです。

なんというか清少納言はかわいそうなところがある
「人も許し己も誇る才女ぶり」がいやだといわれる。
(岩波古典文学大系の月報=昭和33年9月にもあり。言ってる人は、小堀杏奴)
いや、まずは紫式部が清少納言を悪く言うんだっけ??
あるある、紫式部日記に(岩波日本文学古典大系496pです)

清少納言こそ、したり顔にいみじう侍りける人、
(高慢ちきな顔をしていて実に大変な女です)
さばかりさかしだち、
(りこうぶって)
真名書き散らして侍るほども、
(漢学の才をひけらかしているが)
よく見れば、まだいとたえぬこと多かり、
(よく見れば十分でない点が多い)
かく、人にことならんと思い好める人は、
(このように他人と違って特色を発揮しようと好き好んでいる人)
必ず見劣りし、幾末うたてのみ侍れば、
(ろくでもないことになるばかりなのでして)
艶になりぬる人は、いとすごうすずろなる折も、
もののあはれにすすみ、
(ひどく索莫としたなんということもない折でもむやみに情緒を振りかざし)
をかしき事も見すぐさぬほどに、おのづから、
さるまじくあだなるさまにもなるに侍るべし。
(いちいち風情を見つけていこうとするうちに、自然どうも感心しない軽薄な風にもなるのでありましょう)
そのあだになりぬる人の果て、いかでかは良くはべらむ。

いや?(^^;
続いて自分のことを反省しているから許せるかもだけど、すごい言いようですね…
ま、わかりますが…
とにかく、 11月9日 (日)の「第10回緑・花試験」 には
「枕草子 67草の花」からの出題もあったし、ものはづくし(類聚章段)をアドヴェントにクイズ仕立てでやろうと思いまして。
恒例クリスマスカウントダウン、今年は第1アドヴェント11月30日から。

いや ものはづくしではなくて、○○はこれだ、っていうやつ!

猫はこれっていうの
牛はこれっていうの…ね。
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/haka-topic34.html
http://www.geocities.jp/kakitutei_pickup/kiyohara/seisyounagon.html:titleh=ttp://www.geocities.jp/kakitutei_pickup/kiyohara/seisyounagon.html
清少納言の
生年は康保元年〜同三年(964-966)頃とする説が多い。
没年も不明であるが、寛仁四年(1020)頃、万寿四年(1027)頃とする説が多い。
紫式部の方は
天元2年(979年)頃生 - 長和5年(1016年)頃没と推定されている(Wikipedi)
それはそうと、源氏物語が執筆されたという石山寺駅(滋賀)まで2時間2000円かかりませんね
清少納言の墓

http://kajipon.sakura.ne.jp/haka/h-n-sakka.htm

★清 少納言/Syounagon Sei 966-1025 (滋賀、大津市 59歳)
定子を襲った悲劇は一言も書かれていない。作品中の定子は、常に明るい光の中で笑っており、『枕草子』そのものが彼女への鎮魂歌となっている。
★紫 式部/Shikibu Murasaki 973-1014 (京都、北区 41歳)

とにかく京都は清水寺と六波羅蜜寺に行きますが〜〜〜〜

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