猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

城山三郎

昨日は テレビで
クール・ジャパン:観光のあと
続いて 
城山三郎http://www.geocities.jp/shiro_akuta/shiroyamasaburo.html みましたよ…

花失せては面白からず―山田教授の生き方・考え方 (角川文庫)

花失せては面白からず―山田教授の生き方・考え方 (角川文庫)

旗たため…に涙です

10冊近い黒表紙の「文化手帳」http://www.zakzak.co.jp/gei/200812/g2008121833.html

「静かに行く者は健やかに行く 健やかに行く者は遠くまで行く」

(イタリアの経済学者パレート)


『そうか、もう君はいないのか』 2008年(新潮社)遺稿を再編集

そうか、もう君はいないのか

そうか、もう君はいないのか

どうせ、あちらへは手ぶらで行く―「そうか、もう君はいないのか」日録

どうせ、あちらへは手ぶらで行く―「そうか、もう君はいないのか」日録

父でもなく、城山三郎でもなく

父でもなく、城山三郎でもなく

国からの表彰を断る時の話とか
「旗」という詩も出てきましたね



旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため

社旗も 校旗も
国々の旗も
国策なる旗も
運動という名の旗も

ひとみなひとり
ひとりには
ひとつの命

走る雲
冴える月
こぼれる星
奏でる虫
みなひとり
ひとつの輝き

花の白さ
杉の青さ
肚の黒さ
愛の軽さ
みなひとり
ひとつの光

狂い
狂え
狂わん
狂わず
みなひとり
ひとつの世界
さまざまに
果てなき世界

山ねぼけ
湖しらけ
森かげり
人は老いゆ

生きるには
旗要らず

旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため

限りある命のために


「支店長の曲り角」より

支店長の曲り角 (講談社文庫)

支店長の曲り角 (講談社文庫)

これも自伝的な小説のようですね↓
花失せては面白からず

文化手帖century黒 2009年

文化手帖century黒 2009年

そしてこれは最後の随筆↓
嬉しうて、そして…
嬉しうて、そして…

嬉しうて、そして…