猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

記憶障害でピアノ弾き

キムタク番組ですが
記憶障害でピアノ弾き…その関連で
ラヴェルの話がありましたね
ふ^^ん〜〜

1時間しか新しい記憶ができないというのは
80分しか記憶ができない「博士が愛した数式」からかな…

…とかいていたら、

「神経学者オリバー・サックス(Oliver Sacks )も(わりと最近 the new yorker に、もちろん実話で)
たしか15分ぐらいだったかしか記憶ができないジャズピアニストの話を書いていました。
奥さんとの愛情(記憶がなくても!)が、話の骨格だったような。
奥さん、支え続けていました。」とDELさんの話

http://wiredvision.jp/blog/listeningpost/200711/20071106140158.html

「ミュージシャンの脳は特別仕様」オリバー・サックス氏の新刊
『Musicophilia: Tales of Music and the Brain』(音楽という嗜好:音楽と脳の物語)
右脳と左脳の間のつながりが強いことをはじめ、ミュージシャンの脳は一般の人々の脳とは多くの点で異なるという
脳の聴覚に関する部分および運動を司る部分では、皮質(灰白質)の増大が見られ、その増大ぶりは裸眼でもほぼ確認できるほど
映画『レナードの朝』の原作や『妻を帽子と間違えた男』『火星の人類学者』など、多数の著作あり]


ふ〜〜ん
オリバー・サックスは「レナードの朝」(Awakenings)の原作者だったのね
ロバート・デ・ニーロ - レナード・ロウ
ロビン・ウィリアムズ - マルコム・セイヤー
嗜眠性脳炎…

キムタクのMr. Brainは 一話完結だと思ったら今日のは続く…になってしまいました


博士の愛した数式 [DVD]

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博士の愛した数式 (新潮文庫)

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博士の愛した数式 (KCデラックス)

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火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫NF)

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[rakuten:otagai:10113678:detail]


鴻上尚史さんの本読み、お次は
「孤独と不安のレッスン」というとても真面目な本
他人と他者の別とか…
「鴻上さんってなんで外人に対してあんなにえらそうなの?
番組は良いけどMCが不愉快だ」っていうような感想がネットにあったけど
それは違うよ…ひどい、理解されてないものだな…とおもいましたが
理解されるなんてめったにあることでないと
言っている
それはさておき、別のエッセイで、斉藤孝さんの本の
教育欲」の引用が面白かったです
人間には教育欲という本能がある
飲み屋での説教はそれが満たされていない人のするもので
人間関係を悪くする元凶…ということだったかな(翻訳すると)



夏草や つわものどもが 夢の跡

この「夏草」は源義経をかくまって頼朝に滅ぼされた奥州藤原氏の
家紋の百合だというのだが
[鴻上さんのエッセイ]「言葉はいつも思いに足りない」(ドンキホーテのピアス9)

ほんとうかしら??

古戦場という野原にただ百合(奥州藤原氏の象徴)だけが残る…
…と言いたいようだが、確かに夏の野の風景として思い浮かべられるが

藤原氏の家紋は 藤 では??(家紋は鎌倉時代からか)
それと 「夏草」というと武具の豪華な装飾にもある
草…(なよなよ直線的)
ん??夏草はただの夏の成長力ある草、草ぼうぼう…っていうのが一般ですね
それと杜甫の『春望』の本歌とり
「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」
The Summer grass
いや鴻上さんの言いたいことは一つの解釈でなく多重層に楽しもうってこと

などなど〜〜