実物を調査(!?)中・・
そうそう、第7回緑・花文化の知識認定試験(平成17年11月13日)の第33問でした
諏訪神社にお参りに行くと、さい銭箱や幕に下記の図のような植物の問がついていました。社務所でその由来を尋ねると、この神様は農耕と織物の技法を当地に訴えたので、紙や布の原料となるこの植物を社紋にしたものだと聞きました、七夕にも関係があるということです。
で、5択なんですが、挙げられている植物名は
1.アサ 2.イチジク 3.カジノキ 4.クワ 5.ミツマタ
諏訪神社というのは、長野県諏訪にあるものだと思っていましたら、違いますね
Wikipediaによれば
長野県の諏訪湖の両岸にある諏訪大社より祭神の勧請を受けた神社である。諏訪神社を中心とする神道の信仰を諏訪信仰(すわしんこう)という。諏訪信仰は日本全国に広まっており、特に北条氏の所領に多い。諏訪神社の数は全国で約25,000社
・・とあるので念のため
北条氏の家紋を見ておくと、代表は三つ鱗紋だそう・・
http://www.harimaya.com/o_kamon1/yurai/a_yurai/pack2/uroko.html
・・で、社紋というのは、此方に(神紋 諏訪梶ということで)見られるように、三つの部分があるので、
どうしても、ミツマタに思えてしまいますよね・・
http://genjin.cool.ne.jp/suwasya/iwakubo.htm
この話はまた
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ちなみに光文書院の「起源のナゾ」(樋口清之監修)には
七夕の起源に梶の葉は一言も出てきません!?
それにWikipediaの紙の原料に
カジノキ・ガンピ・コウゾ・マユミ・ミツマタはいずれもその樹皮が紙の原料として、中国・日本などで使われた。このうち栽培が比較的容易なコウゾは、現在和紙の主原料となっている。また、ミツマタは日本紙幣の原料として混ぜられている
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●七夕関連のHP集
http://astro.ysc.go.jp/izumo/tanabata.html
●[万葉集第十巻] http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/tanabata/home.html
七夕の歌が132首入っている巻