猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

梶の葉追記(WEB検索)

※WEB検索
●七夕梶葉流  図絵
http://www.nichibun.ac.jp/meisyozue/kyotosyui/page7/km_01_104f.html
国際日本文化研究センター
●洗車雨
http://wakazin-blog.ikenobo.jp/2008/07/post.html

笹の葉につるようになったのは、江戸時代以降。奈良時代などは、「神木」とされる梶の木の葉に、直接願いを書いていたそうです。

雨の名前

雨の名前

●葉蓋(はぶた)
http://blogs.dion.ne.jp/mako_chachacha/archives/5876760.html

裏千家の夏のお点前に「葉蓋(はぶた)」というのがあります。水指の蓋の代わりに葉っぱを使って、涼しさを演出するんです。
その葉っぱとして最も好まれるのは「梶(かじ)」です。

●万葉植物から伝統文化を学ぶ
http://www.aichi-kyosai.or.jp/service/culture/internet/japan/tradition/tradition_1/post_75.html

ハート形をした梶の葉に、恋の願いを書き止(とど)めて川に流すと、その梶の葉は船の楫(かじ)となり、天の川に届いて、願いが叶えられる
京都では、七夕の前日には梶の葉 売(う) りが「カジー、カジー」と声を高ならせて洛中・洛外を歩き 廻(まわ) った

●横浜市磯子区にある旧柳下邸の七夕祭り
http://isogonomiyama.hama1.jp/e55234.html
いってみたいです

●手習いの葉
東大130の秘密No.015http://www.u-tokyo.ac.jp/130ut/secret/index.html

この梶の木は、特殊な形をしていますので、すぐに判ると思いますが、国語辞典でも絵が載っており、学問にとって意味のある木です。他の植物で、墨書できる葉はありませんが、これだけは墨で文字が書けます。大きな葉ですので、手習いができますから、平安時代以来、学生のいるところには、紙よりもずっと安価なものなので、たくさん植えられてきました。
冷泉家では、七夕に歌を書いて梶の葉を星に手向ける行事が今も残っていますが、この伝統を受継いだものでしょう。
ちなみに、この梶の木は茎を織物にもしたようで、百人一首の持統天皇の歌に詠まれた「春過ぎて、夏来にけらし」の歌の「白妙の衣」は、一説に梶の繊維だと言われています

国語事典でしたか・・ということで広辞苑を参照
7行で図は家紋のような線書
七夕で7枚の葉に書いたということと、織り姫の別名が梶の葉姫とあり

●七夕と冷泉家
風俗博物館http://www.iz2.or.jp/rokushiki/7.html
http://blog.zaq.ne.jp/K5nakihsies2O/article/36/ 

水を張った角盥(つのだらい)は、星を映して眺めるためのもので、梶の葉が浮かべられています

芸術新潮 2009年 11月号 [雑誌]

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冷泉家の年中行事

冷泉布美子が語る 京の雅・冷泉家の年中行事

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冷泉家・蔵番ものがたり 「和歌の家」千年をひもとく (NHKブックス)

冷泉家・蔵番ものがたり 「和歌の家」千年をひもとく (NHKブックス)


●諏訪大社
http://www.bell.jp/pancho/kasihara_diary/2004_05_28.htm#sec-2

願殿の右前方に、桑科の植物が植えてある。諏訪大社の神紋の原木である梶の木である

●大阪市大付属植物園
http://yumesaibito.at.webry.info/200710/article_11.html