猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

書物を眺める奴

山形の文豪というと斎藤茂吉でしょうが、
井上ひさしさんも生きているうちからわたしには文豪!でした・・ところで  
蔵書は川西町のフレンドリープラザ内の『遅筆堂文庫』に収められています、とのことですが、

【井上ひさしさん死去】十数万冊の蔵書に埋もれて暮らしていた
万巻の書を読む本の虫だった【東奥日報のコラム】亡くなった井上ひさしさんの警句がある。「世の中には二種類の人間がいる。書物なしに生きることのできる奴(やつ)と、そうではない奴だ」。もう一つ。「世の中には二種類の人間がいる。書物を読む奴と、眺める奴だ」(「本の枕草紙」)。

http://www.47news.jp/47topics/e/159232.phpl
この本(「本の枕草紙」)そこら辺にあるはず・・
井上ひさしさん、自分は本に関しては「女衒」だっていう台詞(戯言)はなかったっけ?
本体と帯を別々にして破れないようにして、「売り飛ばすときの価値を下げない」、というような意味のことだったけど、違ったっけ??

本の枕草紙 (1982年)

本の枕草紙 (1982年)

ちなみに「世の中には二種類の人間がいる。」という警句だけれど、これには色々な方の色々なバージョンがあったよね(^^)/
相手を馬鹿という人間と、相手をノイローゼという人間と・・とかね(>_<)