昨日はgoogleロゴ、太陽系でしたね
こちらは、バビロニアの占星術を見ているところでしたが・・
いや、「占星術」にはなっていない、バビロニアの神のシンボルは象徴図像のはじめだったといっておくくらいがいいのだ・・
紀元前12世紀あたりのカッシートの遺物を見ていたのですが、
古い「イメージの博物誌」シリーズ(平凡社)の第一巻目は「占星術―天と地のドラマ」で、(ウォレン・ケントン著 矢島文夫訳)
そこに(天文用語に関する訳者解説で)
ベテルギウス(Betelgeuse)(オリオン座α星)はアラビア人がマンキブ・アル・ジャウザ―ア「巨人の肩」と呼んでいるものだが、
これが、ヤド・アル・ジャウザ―ア「巨人の手」と呼ばれ、更にバト・アル・ガイザーとなって、このヨーロッパ形ができたらしい。
リゲルはアラビア語リジェル(「足」から出たもので・・(以下略)
お〜〜巨人の肩!・・と思ったのですが、
Wikipediaでは、これは日本人限定の説で、
そもそも、アル=ジャウザーに「巨人」という意味はない
(~_~;)
この本で「天上の気分の学である占星術」という (p94)
進んだ物理学と心理学は哲学と神秘主義の域にさえある。
たぶん占星術は過去におけると同じく、明日の世界においても、「天」と「地」の間に分離を知覚しない人たちによって敬意を払われることであろう
うむ・・
「賢いけれども貧しい母」(天文学)と「その生活費を稼ぐ愚かな娘」(占星術)
・・だなんてね
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ホロスコポス=「時を見る人」
とにかく獣帯(動物の円)のシンボルをみていて
古代におけるシンボルというものは、私たちにとっての近代的技術用語のようなものである。(p5)
・・それが、メソポタミアで発明されたというのが面白い・・・