次は[人間通]を読もうと思っています〜
「国学」の勉強で、
漢学(儒学)、国学(皇学?)、洋学・・の対立というか、状況というかをみなければいけないのですが、
文献学の成立を称揚するか、「文献をひねくりまわすだけの訓詁注釈」というか、
文学を勧善懲悪の道具とみなすのは遺憾というのか、
哲学・倫理の道を載せたものとするのはまずいのか
・・自分の言葉にできるに至っていないので・・・(笑)
もう少し見るため
佐藤一斎(儒学者)「言志四録」に関する対談をみてまして・・
そこに、あの言葉はその書にあるセリフだとありましたね
少くして学べば、則ち壮にして為すことあり
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず
已(や)むべからざるの勢いに動けば、すなわち動いてくくられず。
枉(ま)ぐべからざるの道を踏めば、すなわち踏んで危うからず。
(自分が置かれている条件の自然な成り行きにしたがって素直に行動すれば、あとあとまで悔いがのこつことはない。自分に即した道を歩めが、予想もせぬ困難に遭遇して途惑う羽目陥る危険がない)
⇒「自分はこれしかない」というところに達した人は偉い
つづく〜〜〜
- 作者: 谷沢永一
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