必要があって、『大言海』の巻頭と巻末をじっくり読んだ。
『言葉の海へ (1978年)』の感動も経験していますけど、http://japanese.hix05.com/History/kindai/kindai001.ootuki.html
だいぶ経っていて、あの本どこにいったかな・・・状態
しかし『大言海』の巻末には
「日本における最初の体系的・近代的文法」の草稿の摘記の他に
「ことばのうみのおくがき」(明治24年4月)もあり、
やはり感動する〜〜
敷島や やまと言葉の海にして
拾いし玉は みがかれにけり
(続古今集序 後京極天皇)
・・・といっしょに(!?)
There is nothing so well done,but may be mended.
とある。
ま、語源というのは難しい、(「大言海は大限界」という)
文法なんか、あきあきしましたけれど
全体をさっと見通して現代にきたら面白みのあるものになっている
一つしかない固定的な文法として覚えさせられる、そういう学校文法では、
こういう「面白さ」は感じられないだろう
こっち、遊ぶ辞書
- 作者: 大槻文彦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2004/04/01
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (59件) を見る
おまけ※猫の語源by『言海』
「ねこま下略。寝高麗の義などにて、韓国渡来のものか。上略してこまともいいしが如し。或云、寝子の義。まは助語なりと。或は如虎(にょこ)の音伝などいうは、あらじ」