猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

「加藤周一」という生き方 ・・・を読了

「加藤周一」という生き方 (筑摩選書)

「加藤周一」という生き方 (筑摩選書)

『羊の歌』という岩波新書に入っている自伝は40代後半に書かれたもので、その、40年分8000枚に対し、『「羊の歌」その後 』というのがあるそうだが・・・その後の75歳までの30年分は・・  

70枚なんだそう・・
若き日の1年が200枚だったのが、2枚になってしまう??

日記というものは書かなかったが、丹念な「年次手帳」というものが揃っているそうだ
とにかく、立命館大学に寄贈したというノートが気になる
普通のノートの他にルーズリーフの手稿ノート一万頁だそう
近く公開される(かも?)と言うが、
そうであるならならば、今度見に行こうかな〜〜などなど

なんで死(2007年12月)の直前(8月)にカソリック入信なのか・・という「謎」ですが
憶測としては、キリスト教が、信者以外は地獄に行くというので、
残されたカソリックの妹さんの心の平安のためだったかと・・(あくまでいい加減な見解)
美しいものは・・
夕陽・・
青い空、白い雲・・
パリのサン・ピエール教会(12世紀の古く簡素な建築物という)・・
龍文石窟・・
バッハ・・
女の顔・・
愛の一夜・・(~_~;)
管弦楽の響き・・能役者の声と演技
秩序の美(巡洋艦の水兵たち(~_~;))

(4月からの授業「美学」とりました)

加藤周一でアマゾン検索で出てくるのは、

1.加藤周一最終講義― 
発売日: 2013/12/20 かもがわ出版 

2.読書術 (岩波現代文庫)
発売日: 2000/11/16 

3.日本文化における時間と空間
発売日: 2007/03/27