猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

雨!

それほど影響なかったのですが、予定を一日ずつずらします・

誤解学

古市憲寿さんの例の本 P115に 『誤解されない話し方・炎上しない答え方』からの引用として
炎上を避ける6つの方法というのがありました

話し相手を錯覚しない
他人にかかわるコメントは根拠と説明を十分に
批判は慎重に
犯罪を肯定するようなことは言わない
差別的な話をしないこと
ネガティブな話をしない

誤解されない話し方、炎上しない答え方 メディアトレーニングのプロが教える

誤解されない話し方、炎上しない答え方 メディアトレーニングのプロが教える

ちなみに『誤解学』はまだ読んでいるところです・・
誤解学 (新潮選書)

誤解学 (新潮選書)

「ソーシャル」に期待しすぎるな、マスメディアを使った広告の代わりにはならない、という・・

コンサマトリー

僕たちの生きる日常世界は、法廷でも学会でもない
「相手からどう見られるか」「相手にどう思われているか」が全て
身近な世界の中で仲間と共通の価値観を大切にする感性が広がっている
(社会学ではコンサマトリーという)

だから日本はズレている (新潮新書 566)

だから日本はズレている (新潮新書 566)

この本で、「スキルアップ教」という話がありましたね
勝間式自己啓発ということで
しかし、「それを評価してくれる労働環境が整っていない」というのは確かだった
「能力」は誰もが努力によって身につけることができる
→「能力」によって収入に差が出るのだ当然、それは「社会」のお約束、と勝間は「自立」の価値を説いたが
英語、ITスキル、会計知識、それらはすぐに時代遅れになってしまう、・・という
とにかく、勝間さんブーム(マイブーム)は去ってしまった

カリスマの「耐用期間」は思いのほか短い

・・という、大阪維新提案者同様の例か・・

社会は突然には変わらない「やさしい革命」(by社会学者トゥーツカ・トイボネン)は、「今、ここ」にいる僕たちを充実させることから始まる
(p221)「強いリーダー」はいてもいいが、任せっきりでは組織はうまく回らない

若者問題の社会学―視線と射程

若者問題の社会学―視線と射程

  • 作者: ロジャー・グッドマン,井本由紀,トゥーッカ・トイボネン,西川美樹
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2013/06/12
  • メディア: 単行本
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http://www.akashi.co.jp/author/a56837.html
最後に例の「おじさん」だけれど、いわく、

「おじさん」とはいくつかの幸運が重なり既得権益に仲間入りすることができ、その恩恵を疑うことなく毎日を過ごしている人
かっては男性でありさえすれば多くの人がなることができた

おじさんパワーを適切に使うことができれば・・という話
(さもなければ、30年後は極東の貧困国で海外にしか若者はいないという予想)

社会はちょっとずつ変えていくしかない。実際に役立つことをできる範囲で。可能なるオルタナティブを探る
「ダウンシフターズ(減速生活者)」として

社会学面白いですね〜〜〜

減速して生きる―ダウンシフターズ

減速して生きる―ダウンシフターズ