この本、驚くべき本であった!
ギリシア美術の本なのに、
ペルセポリスのフリーズを出すのがスバラシイ・・
・・その意味・・
「敗北した」はずのクセルクセエスが巨大な応接広間アパダナを、彼の玉座に向かって貢物を捧持する封臣の多様な行列を幾重にも重ねて装飾していた。(紀元前460年頃)
それに対するアテナイからの応答が、ペリクレスのアクロポリスの壮観な形で実現された。(前440年頃)
ふ〜ん〜〜
アマゾン族の擬ペルシア的服装というのも・・・
自分は3つの点で幸運であった。
動物でなく人間に生まれたこと、
女でなく男に生まれたこと、
異邦人でなくギリシア人として生まれたこと
(ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』?,33)
動物、女性、異民族、すべてがケンタウロス族、アマゾン族、ペルシア人へと結びついていったのである。
面白い〜〜
http://www.karakusamon.com/2014k/parthenon.html
- 作者: ディオゲネス・ラエルティオス,加来彰俊
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1984/10/16
- メディア: 文庫
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