猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

ゲーテがワイマルで詩が書けなくなった、「ミニヨン」だけだということ(by牧野宣彦さん:ゲーテ「イタリア紀行」を読む)だが、
そうなのか?
本棚探して、
ゲーテ詩集(新潮文庫の高橋健二訳)を見ていたら、
イタリア旅行の前にワイマルで作った「魔王」も「旅人の夜の歌」もあるけどね〜?
短くて少ないのかもしれない?
イタリア旅行以後という章にあるもののほうが、やはり流麗かもしれない

自分のもの

わたしは知っている、自分のものだといえるのは、
自由自在に自分の心から流れ出てくる思想(考え)と、
自分に好意を持つ運命が底の底まで味わわしてくれる幸福な瞬間瞬間だけだ

かって鳴り出でしもの、時を経てまた鳴り出ずれば、
幸福も不幸も詩となる

花を与えるのは自然 編んで花輪にするのは芸術

今日も用足しいろいろ(市役所や図書館)
それから、やっと上橋菜穂子さんの「蒼路の旅人」を読み始めます(守り人シリーズその6)