猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

「笑うな危険」という映画


非常に驚いた。
今このとき(移民問題の姦しい時)に、こういう映画が作られたとは。
コメディかと思っていると、硬派の・・傑作。

含蓄のある本

『ローマ人の物語』の旅
このローマの旅、初版が1999年9月で情報は古いのだが、内容は1番ワクワクさせられる感じ♪
4コース挙げられているが、
1は、ローマの中心地、
2は ローマの横断、
3は ローマの縦断・・いずれも徒歩で歩く
最後の4は、ローマからアッピア街道を出ていくという感じなのだが、そこは墓参りコースだ・・・
ここを読んで、ピラミデのイギリス人墓地あたりまではと思っていたのを、もう少し先に行ってみようかと・・


アッピア旧街道をレンタル自転車で行くというのもありだそうだ・・それは無理と思うが、
街道入口の城壁博物館から最初のマイルストーンくらいは見下ろしたいと思った・・・
兎に角、どの旅のコースにも、非常に含蓄があり深い
つまり、
コース1には、「歩き疲れたその果てに、夕映えのカピトリーノの丘から見下ろす古代ローマの街並みは、この世に永遠なるものをがることをきっと教えてくれるだろう」
・・とあり、
コース2には、ヴァチカンとは、戦車競走の熱烈なファンだったカリグラが私用の競技場を建てさせた場所で、ネロの時代になってから、キリスト教徒を処刑する場所となって、夜の見世物として生きたまま火をつけられたというような話があり、
「カトリックの総本山のルーツとは、このような場所であったのだ」とは!!
コース3は、実は私が一番に行く場所かもしれない
「カエサルが受けた傷は全部で二十三箇所、そのうち、胸に受けた二刃目だけが致命傷であったという。死を悟ったカエサルは、倒れたときに見苦しくならないよう、トーガの裾を身体にまきつけながら倒れ、そして死んだ」
オペラのトスカの歌詞も思い出すし、川本三郎さんの映画の話でも色々見た映画を思い出す‥
「幸運の女神は、すべての人に全てを約束する。と言って、約束が守られたためしはない。だから、一日一日を生きることだ。何事も永遠でない生者の世界では。」
「これを読む人に告ぐ。健康で人を愛して生きよ。あなたがここに入るまでのすべての日々を。」
http://flora.karakusamon.com/italy/roman4.html