猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

「関係の空気」 「場の空気」

冷泉彰彦さん
(れいぜい・あきひこ)1959年東京生まれ。
『「関係の空気」 「場の空気」』(講談社現代新書)

これ読むの忘れていました
(BBSから昨年度活動報告書捏造(?)中で過去ログでみた)
_____________________
amazonの書評

「うーむ、というわけか」「そういうことだ」・・・文字にすると間が抜けてしまうし、そもそも何を言っているか不明であるこの手の会話が成立する「関係の空気」:これにより日本語は高い伝達能力を発揮する。一方、3人以上の共通理解を前提とする「場の空気」は省略表現・暗号表現を解読できるものと、そうでないものの間に決定的な溝をつくりだす。解読できないものは疎外感を感じ、解読できるものには、解読できないものがいる不快感が生まれる。ところで、現在、日本語の窒息状況(ため口調とですます調の使い分けができないなど)により2人の私的空間に成立する「関係の空気」が薄まり、公的空間にたくみな私的言葉遣いが侵入し「場の空気」を形成しつつある。小泉純一郎の言葉、みのもんたの話術が「場の空気」を左右する。この状況を正常に戻すのは、「美しい日本語」などというある時期の言葉遣いを絶対視することではなく、「ですます」調を正しく使えるようになること。「ですます調」をつかうことで、実は、上司に対して部下が「ものを言い」「指図」も可能な対等な関係性にもなりうるのとのこと

「関係の空気」 「場の空気」 (講談社現代新書)

「関係の空気」 「場の空気」 (講談社現代新書)

この方を知ったのは、公開していたメールアドレスで読んできたJMM [Japan Mail Media]
迷惑メールの洪水の中で、対策としてフォルダー作って直接そちらに入るようにしてますが、
今日見ると「日本化するアメリカ」のお話が。

911 セプテンバーイレブンス (小学館文庫)

911 セプテンバーイレブンス (小学館文庫)