猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

巡礼

馬杉著『ロマネスクの美術』を読みながら検索すると、
古寺巡りにいそしむロマネスク美術愛好家たちのエネルギーに驚きます・・
しかし同時に、私自身は奥深いフランスの片田舎を、古寺を求めて長時間さまようようなことは、時間的にも経済的にも、ほぼあるまいと・・
この本を読んで興味を持って一つだけ、いや一地方だけ行くとしたら、どこだろうか、などと思いながら、一応古寺索引までに・・・
http://www.karakusamon.com/2014k/moissac3.html
どこへ行くか、であるが、
一人で行くなら、それはアルルであるということにしておこう・・
あるいはパリの建築・文化財博物館と パリから1時間日帰り可のシャルトル、以下割愛で・・(−−〆)

建築・文化財博物館:「フランス各地にある12世紀から18世紀の歴史的建造物の実物大複製(鋳型による造形でムラージュと呼ばれます)を壁に並べて展示しています。」タンパンも見られます・・

ところで、とにかく、「古寺」とくると「巡礼」と続くことが多い。
逆に、 巡礼というと、どうしてもキリスト教よりイスラム教「メッカへ」というイメージなのだが

平凡社百科事典によると、

9世紀,サンチアゴ・デ・コンポステラで使徒大ヤコブの墓所が発見されたという報知は,ヤコブのスペイン伝道の伝説とともに西欧に流布した。ただちに巡礼者が集まり始め,とくに 12 世紀以降,巨大な霊場となった。 大修道院クリュニーは巡礼路に沿って分院や救護所を開設し間接的ながら巡礼路を管掌したが,これは同時に兵員や入植者を半島に供給する事業でもあった。
ヤコブ信仰はカール大帝伝説と絡んで成長し,そのなかで文献学史上しばしば問題になった《テュルパン年代記》も成立したし,ロマネスク美術も巡礼路上に展開開花したので,サンチアゴへの道は中世文化史と関係が深い。

とにかく
ネット上では、大いに巡礼気分もあり??・(モンスターハンター気分??の他に)

とにかく
読了までもうちょっと
これ読んでもまだまだ宿題が残っていますが・・

追記です
スペインのロマネスク建築は
イスラムの影響で赤と白の2色のあれですね
http://www.karakusamon.com/2014k/du_puy.html

更に追記です
「古寺」+「巡礼」というのは、??、ちょっと言葉に違和感があって・・
ところで、こちらの方のは新鮮でした・・24日かけて歩いておられるの記
http://henro.life.coocan.jp/camino/piemont-01.htm