猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

楽しめるインド映画!

Student of the Year (インド)

スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!(2012)

『家族の四季 愛すれど遠く離れて』のカラン・ジョーハル監督による学園ミュージカル。セレブ学園“聖テレーザ学園”で“生徒No.1”を決める大会が開催されることに。大企業の御曹司・ロハンが注目される中、中流家庭出身のアビが転校して来る。
出演:
シド・マルホトラ、ヴァルン・ダワン、アーリヤー・バット、リシ・カプール、サナー・サイード、サーヒル・アーナンド

あれですね、校長が変というのは、お約束なの?
それにしても、楽しめるインド映画!
カッコいいのはハンサムな二人の主役だけでなく、意外や太っちょなあの人の弁舌・・
人間の能力は校長が決めたソレダケデはかれるものでもないということ、弊害があるということ
娯楽作でも・・インド映画!

SCIALLA!(イタリア)

ブルーノのしあわせガイド(2011)

気ままな独身生活を謳歌していた中年男の前にある日突然、存在すら知らなかった実の息子が現われ、図らずも一緒に生活するハメになる姿をユーモラスに描いたハートウォーミング・コメディ。主演は「アメリカから来た男」のファブリッツィオ・ベンティヴォリオ。監督は本作がデビューのフランチェスコ・ブルーニ。ローマに暮らす元教師のブルーノは、ゴーストライターの仕事をしながら自由でお気楽なひとり暮らしを楽しむ独身中年男。ところがある日、家庭教師のバイトで教えている不良高校生ルカが、彼の実の息子と知らされる。そしてルカの母親から、彼女が仕事で家を留守にする半年間、ルカの世話をするよう頼まれ、当惑しつつもその事実を隠したままルカと一緒に暮らし始めるブルーノだったが…。

出演:
ファブリッツィオ・ベンティヴォリオ、フィリッポ・シッキターノ、バルボラ・ボブローヴァー、ヴィニチオ・マルキオーニ、ジュゼッペ・グアリーノ

これ、原題の意味は
「Take it easy!」にちかいそうだけれど、それはちょっと違う?よね!?
子ども(15歳!)の社会に馴れていない、マージナルなエネルギー、恐れの無さ
思慮のないプチ冒険的、堕落の手前・・
子どもと友達でいる方が楽な親ではいられない、残り期限3カ月で、高校を落第させまいと頑張るわけだが
(元高校教師だから)
ローマ第一の詩人ウエルギリウスVergiliusの「ピエスタ」の概念なんかを教えるわけです
(調べたが、表記が違うのかまだ不明・・・)
コメディとは、
「シリアスでドラマティックな対照を見せるものでないといいコメディにはならないと、師匠のパオロ・ヴォルツィが言った」、と
監督のブルーノが言うのがごもっとも・・
(DVDがいい点は、こういうおまけがついていること)

追記
「ピエタ」だったのか??