猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

読もうと思ってから半年?たっている小説

予約してからもうずいぶんとたち、やっと順番が回ってきたのであるが
そんなにあいだがあいてしまうと今はもう読む気力に難点が発生??
面白いに決まっている!!というので、
ま、今日の枕の友にします・・・・

村上海賊の娘 上巻

村上海賊の娘 上巻

・・と思ったのですが、アマゾンでの評価がよくない
どうも主人公の醜女に感情移入するのは嫌よ気分


追記
・・・と忌避してしまったのだが
代わりに読んだ?某氏がいわく

醜女というのはあの時代の話で目が大きくてすらりとした現代では美女だったという
そうならそうと言ってよ、読んだから
(でも次の人が待っていて延長不可なので返した・・どうも最近小説読む気力がわかないのだ)

それはそうと、ケンタウロスには、
「人の部分がおのれの動物の部分と戦っている」という図像があって面白い

バルトルシャイティスは、13世紀末から15世紀にかけて西欧でもこのモチーフが流行したといっている。(『幻想の中世』134p)自分自身が持っているかもしれない悪しき部分との、人間の孤独な戦い

それにしても机の上に広げてある本が多過ぎる
「動物シンボル事典」と「西洋シンボル事典」と「イメージ・シンボル事典」と、百科事典の図像目次の項と、
広げたものが上へと積み重なっています
そこに本題の「教会の怪物」とノートが・・
「フィシオログス」や「古代オリエント辞典」などなどは閉じてあるけれど、それも手近な場所が必要だ
身の回り半径1メートル、2畳ですが、またまたなんとかしないと感が・・
辻邦生は椅子の後ろに腰高の棚を置いてその上に「尊敬する・先輩の」本だけを置いていたとか?

机の右手には辞書類でしたよね・・・
(「辻邦生のために」の見返しの写真)

幻想の中世〈1〉ゴシック美術における古代と異国趣味 (平凡社ライブラリー)

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博物誌―世界を写すイメージの歴史

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横のものを縦に篇始動!?