猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

秋というパーツ


(あき とき)

愁い

愀える

君不見 青海頭
古来白骨無人収
新鬼煩冤旧鬼哭
天陰雨湿声啾啾

『兵車行』 天宝11年(752年)杜甫41歳
http://kanshi.roudokus.com/Heisyakou.html

汗牛充棟という言葉を見ていて
これは柳宗元(773 —— 819)が墓標に書いた言葉だと知った
柳宗元というと

千山鳥飛絕,萬徑人蹤滅。孤舟蓑笠翁,獨釣寒江雪。
見渡す限りの山々から鳥の飛ぶ姿が消えうせ、あらゆる小道から人の足跡も見えなくなった。ぽつんと浮かぶ小舟ではみのかさ姿の老人が、たったひとり寒々とした川に降る雪の中、釣り糸を垂れている。

こんな詩で
失意の老人というイメージなのだが、
結局亡くなったのは46歳だったのですね〜〜・・
ちなみに
杜 甫(712 - 770)・・58歳没・・