塩野七生さんの「思いの軌跡」を読んでいたら
以前
聖樹 イチジク?イシェド?・・に書いた
塩野七生『ハンニバル戦記』
ザマの会戦でハンニバルが負け、ローマが西地中海の覇権を制してから50年たって、
けっきょくカルタゴが破壊されて塩をまかれるにいたるまで、
別のことを論じたどんな演説でも最後は
「とはいえ、わたしは、カルタゴは壊滅させられるべきと考える」と締めくくったとゆー
老カトーが、
「見事な出来のカルタゴ産のいちじくをもち帰り、それを元老院で見せ、
これほど豊穣な果実を産出する敵が海路三日の距離にいる、と言って
カルタゴ壊滅を主張した」とゆーエピソードあり。
大カトーがローマの元老院でカルタゴ制圧を提唱した時の言葉という・・
このあたりの話があった「シルクロードを西から見れば」
物産の交流 利益
お金のためなら何でもする人間が切り開いた「道」
シルクロードを、文化文明の面でのみ取り上げ、それを読んだり聴いたりする人の心をうっとりさせる紹介のやり方には、私は不賛成である
おカネを欲しいと思う気持ちは、実に健全で、人間活動の相当なエネルギーになるのは現実である。そして、当初は考えもしなかったことも、それをつづけていくうちに達成してしまうのも、これまた人間の現実なのである
それゆえに「シルクロード」が衰退した理由も、お金の問題からなのである
(p189)
ところで
HTTPSにしたら
Amazonの本の紹介のフレームが出なくなった!?
直さねば…
見直しのためもあって
今日は、 Amazonギフト券でまた図鑑を買った・・
面白そう