ミニミニ読書会 2
日本語における遊びの表現(ホイジンガ「中世の秋」)
日本語の遊びは一方では娯楽、暇つぶし、気晴らしなどという緊張の緩みを意味するが、同時に
逆に何かを徹底的に行するという意味もある
- 作者: ホイジンガ,Johan Huizinga,堀越孝一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/04/10
- メディア: 単行本
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広辞苑
遊ぶ
日常的な生活から心身を解放し、別天地に身をゆだねる意
外国語の遊ぶはプレー(なにか動作すること 個人として得られる肉体の運動)
個人が刺激や快楽を得て、自分の身体を充実させること
日本語…
自分を抜け出す、自分を捨ててしまうところに遊びがあるという考え
ささやかな気晴らしや無為と、すべてをすててくいない純粋な行動エネルギーと
遊びに込められた日本人の二面性
ハンドルの遊び…ゆるみをもあたせておく やくにたたないこと、なにもしないこと
(ファジーの理論)
外遊、遊学…師匠について勉強、修業する
敬語 何々あそばせ
自主的に気ままに自分の思うようにすること
遊び…自由
日常性をどんどん突き破っていくと遊びがすさびになる
すさび すさまじい 風流、風狂
すさむ