おおつめたくして呼吸もかたくかがやける
青びかりの天よ。
かなしみに身はちぎれ
なやみにこころくだけつつ
なおわれ天を恋したえり。
宮澤賢治「冬のスケッチ」
※日本人にとっての詩、日本人の根源の詩情は、「悲しみ」に尽きるのか?
別の言葉でいえば《あはれ》なのだけれど、それはちょっとハイブロウなことばになってしまって
空疎かもしれないしろものになり、手あかがついて
何より他人行儀になっているので、ここでは、
《かなしみ》の金字塔をあつめてみました・・等等、ご挨拶して猫頭一礼