猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

「『・・といわれている』係」

荒俣宏さんの「0点主義」に
平凡社の「世界大百科事典」(編集長加藤周一)の編集助手の時
「『・といわれている』係」というあだ名だったという話があり、
思わず笑いました・・
平凡社に住み込んでいたという話は知ってましたが、

編集長、加藤周一(1919〜2008)さんですが、
初代の編集長、林達夫(1896〜1984)がなくなってから、第2版1988年刊の編集で
加藤さんは60代前半
荒俣宏さんは(1941〜)30代後半の仕事だったでしょうか・・
加藤周一は『理由のある自信にあふれた人物』という人物評(by富士川英郎)
荒俣宏さんは

私の場合自分らしさとは何かといえば、
どうでもいようなトリビア情報を加えることである。
「勉強は高尚なもの」という考え方は、広がりのない正論や定説に向かって収まる。
そうしたこだわりがないと、枠をはみ出し面白い。
恋心とアマチュア精神・・

ま、本としては、「0点主義」より、「すごい人のすごい話」の方が内容があって面白かったが・・
2冊読了〜〜

課題:雑学と博学の違いは?
考えてみたが、それが「秘密を教えてくれるまで」、おいておくことができれば「博学」だと思う・・
こうだというだけのものがバラバラ蓄積していくだけというのが雑学・・[とりあえずの定義]

0点主義 新しい知的生産の技術57

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ぷちナショナリズム症候群―若者たちのニッポン主義 (中公新書ラクレ)

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すごい人のすごい話

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アラマタ大事典

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しかし僕は雑学が好きという・・植草甚一

ぼくは散歩と雑学がすき (ちくま文庫)

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植草甚一コラージュ日記 東京1976 (平凡社ライブラリー)

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位等級

この3カ月、明治初期の著名人を見ていたのですが、
正三位勲一等はいいとして、功三級などまで、書いてある・・・
明治時代はともかく、
大正時代でも、
何かの役職につくのに、
こういうモノが必要だったのだなぁ〜〜と思いつつ