きょう奈良の正倉院展行ってきました(第59回)
よくあんなものとっておく〜〜ともいえる(中身のない箱?古代裂)
螺鈿の琵琶とかの展示はなくて
ろうけつ染めの屏風…アカネ染め羊と木の模様(羊木蝋纈屏風)
フェルトの敷物(花氈)
獅子が二匹いる柄つきの香炉(紫檀金鈿柄香炉)
でも、一番はそれじゃなくて
常設展の中国古代青銅器のコレクションがわ〜〜だったかも
(饕餮文をあれだけ集めてあれば、把握できることが多いのでは)
用語の螺鈿と平脱技法の言葉の違いがわからないので調べてみた
平脱…漆工芸の加飾法
文様の形を切り抜いた金銀錫などの金属の薄板(=裁文)を下地に張り、全体に漆で塗り込めた後、
文様部分の漆幕を小刀ではきとって文様をあらわす手法
(正倉院展図録)
螺鈿
ヤコウガイ、アワビなどの各種の貝殻を研磨し文様の形に切ったものを
漆地や木地に嵌め込んだり、貼りつける加飾法
正倉院宝物では、漆面を文様形に切り込んで貝片を埋める漆地螺鈿より
木地に直接文様形を掘って貝片を埋める木地螺鈿の使用が多く見られる
(正倉院展図録)
螺鈿の方は貝が材料でしたか…