心をつくる、の下の句は
秋の初風でした〜〜
ちょっと片づけしていたら出てきた
大岡信さんの西行関係の抜き書きですが
おしなべて物をおもはぬ人にさへ
心をつくる秋の初風
日本の古典和歌集・俳諧集を開いて気付かずにいられないことの一つは
「秋風」の詩情がいかに重んじられてきたかということ
…とありましたね
近代史でも島崎藤村の「秋風の歌」始めその例に事欠かない。
初めは外を吹いていた秋風が時代とともに内面化してくるとでもいおうか。
…ともありましたよね
10月って…ほんと…心をつくる、ですよね
その心ってのは、詩情ってわけですけど。
- 作者: 大岡信
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/03/10
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