柘植の櫛というと祖母の半月型のを思い出す
櫛笥(くしげ)も
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京都土産という感じ
君無くは
なぞ身よそはむ
くしげなる
黄楊の小櫛も
取らむとも思はず
萬葉集 巻九 播磨娘子
http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/nine/m1777.html
挽歌だと思ったら、相聞歌とある
「櫛笥(くしげ)なる」は
櫛箱=化粧品入れ=玉手箱(玉櫛笥)に入っているということだったか・・
ところで、漢字のノートに挟まって
昔の、詩経のノートがあった
柏舟(詩経 風)なんかですが
我が心は石に匪(=非あら)ず。転(まろ)ばすべからざるなし。とかもいいけど
我が心は鏡にあらずもどうかな(私の心は鏡ではない、人の心をはかることはできない)
大川に漂うひのきの小さな舟のような不安な自分という・・
http://chinese.hix05.com/Shikyo/shikyo.index.html
詩経は今だって魅力的。断章取義の場所であったな、とか・・
すっかり秋だ・・
秋という字の火の部分は 旧字では龜(亀)・・なんでかな〜〜
カメではなく虫害をなす虫を火で焼く形で
秋は清爽にして寂寞、万物が衰えはじめるときであるから、
秋髪・秋士・秋思など、失意や衰残の意を含めて用いることが多い(字統)
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