夏休みに入り
また、中世美術の勉強に戻りました
1年かけて読んでいる本があるわけですが、
- 作者: 尾形希和子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そこでは人間たちも自身を取り巻く自然を畏怖し、(中略)自然界や宇宙に満ち溢れる驚異を讃えていた。
・・という風に、今どき環境思想風に (?)終わっているんですね〜
南米のアンデスの聖堂に登場するセイレーンの話もあって、ここは読んでなかったのだ
諸教混淆
8世紀末のカロリング朝の写本「ジェローヌの典礼書」のテクスト欄外に描かれた腕のない小さな人魚は、現存するもっとも古い「魚の尾」を持つセイレーンの図像である
文化=耕作→都市化、森の撲滅(=善)
古代の「大地」の擬人像が「淫蕩」の寓意と同一視されていく
女性蔑視(ミソジニ―)の中で娼婦へと堕落させられた地上的愛の女神の変わり果てた姿
それが中世のセイレーン(様様なレヴェルで解釈でき、両義的な存在であったが、メインとしては)
その後
「ルネサンス期に古典古代からから引きつがれたトリトンやセイレーンのポジティヴな記憶が復活している」という。
スターバックの王冠を被るセイレーンもその系列と・・
http://www.karakusamon.com/2014k/romanesque_ogata71.html
・・とにかく、ブレーキかけつつ読む本であった。
ようやくはかどった?
♪予約しました♪
- 作者: 金沢百枝
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/08/27
- メディア: 単行本
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