ヴァールブルク著作集の7巻目読了です
蛇についての一章が(ファィヒンガーの)「かのように」の哲学*の中に与えられてもしかるべき
…これは「蛇儀礼」の結びあたり
(数学、自然科学から道徳的宗教的知見に至る人間のすべての営みを
生活のために有用な虚構であり、実在との一致としての真理とは無関係とする )
…ヴァールブルクの鬱の原因であるか結果であるかがこのあたりにあるのかと思う。
…って
「ユダヤ教の伝統的な偶像否定の教義に逆行するイメージ研究家」だったのね
(*数学、自然科学から道徳的宗教的知見に至る人間のすべての営みを
生活のために有用な虚構であり、実在との一致としての真理とは無関係とする )
汝偶像を拝むなかれ(十戒なんだもんね)に反逆というか、逆行したわけね〜
などなど〜〜〜〜
訳者の解題
イメージ(イコン)の偶像性とその破壊(イコノクラスム)を扱う「青銅の蛇」をめぐる記述い複雑な思いが込められている
わかったようなことを言って終わらないのがいい、おもしろい
しかし最後に太陽をもちだして終わるのはなんか納得いかないし〜
それも古代からの崇拝の対象でしょ?
何か読み足りてないです、σ(^^ゞ
わけがわからないのが良いということで??
「来るべき人文科学の多様な可能性を内包していた」とうたっている
他のも読むつもりですが〜
あとのはなんだっけ
フィレンツェにルネッサンス(1〜4巻)…ちょっと無理だな(^^;
デューラーの古代性(5巻)、
ルターの時代の言葉(6巻)…これがいいかな