こんな詩を読みました
━雪が降ってきた。
━鉛筆の字が濃くなった。
こういう二行の少年の詩を読んだことがある。 十年昔のこと、「キリン」という童詩雑誌でみつけた詩だ。
雪が降ってくると、私はいつもこの詩のことを思い出す。ああ、いま、小学校の教室という教室で 子供たちの書く鉛筆の字が濃くなりつつあるのだ、と。この思いはちょっと類のないほど豊穣で冷厳だ。勤勉、真摯、調和、そんなものともどこかで関係を持っている。
井上靖詩集「雪」彌生書房「世界の詩74清岡卓行編」
今朝テレビで日本製文房具がここ2年世界中で売れたという話を数字を挙げてやっていた・・
そもあらん!
学童文房具では「削りキャップ」が100万個(?)売れたとか?
鉛筆を削った削りかすが、ペットボトルにたまるのです(笑)
- 出版社/メーカー: シャチハタ
- メディア: オフィス用品
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
分析すると、つまりは不況で会社が文房具を支給しない、そこで、どうせ個人で買うなら、・・となったらしい
キーワードは「アナデジ」だそう
古さはおしゃれということで、安い万年筆が来年は売れるだろうという予測だ
カッターとはさみの合体したものなどのハサミも・・
もうひとつ、「動物」もキーワードだが、昔は動物というと犬と猫だったが、
今は犬の種類が多すぎるので、犬以外の動物が登場するのだというのはおもしろい