『アンソニーのハッピー・モーテル』(原題:Battle Rocket 1996年)91分
長編処女作ですが、どう受け取ったらよいのか、訳が分からない人物で、ちょっとつらかった
これを犯罪モノという気?青春モノ?
悪党になれない頭の弱い奴という感じ、感情移入できない
仲間と兄弟・・って一大テーマみたい・・・
Owen Wilsonの主脚本
Luke Wilsonと仲良し主役
(2014年6月27日 発送済みDVD、と表示されます〜TSUTAYS DISCUS マイページ)
『ライフ・アクアティック』(原題:The Life Aquatic with Steve Zissou2004年)118分
断面図(断面舞台)が面白い
あれは『Mr.Fox』で使っていましたね
これは実際の人間用なので、大掛かりだったようだ
(『MR.Fox』は2011年なので、これよりあと)
Owen Wilsonが今まで見たことのない純良な人間をやっていた
Bill Murray が主役
才能が枯渇した?かっての著名な天才的海洋生物研究学者・記録映画製作者役
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001年)の、ジーン・八ックマン演ずる主役同様
何かちょっと、作為のある悪党な感じがしてしまうのだが、
(それを、「コメディ」という!?)
それって、ロアルド・ダール的なんでしょうね・・
虹色の生物が面白い
とにかく、いまのところ
『ファンタスティック Mr.FOX』がベスト?・・(最初から作りモノ=アニメなので、作為は創造として高評価できる、ということかな?)
あるいは
『ムーン・ライズキングダム』(2012年)・・(子どもが主役なので、行動の極端さを、純粋さとして高評価できる、ということかな?)
・・などなど、勝手な感想を言いつつ、どんどん作品が良くなっているな、という感じの監督の、
ただいま公開中の新作を見たいのであった
(『グランド・ブダペスト・ホテル』である)
ところで、図書の「ロアルド・ダール まるごと一冊」は高価なムック本で「Mr.Fox」を4ページの抄録にしていたので、ダメ(?)ですね
(本の用途が違ったということ・・)
しかし、ウェス・アンダーソンの、ロアルド・ダール好きの理由がわかる感じ
私としては、『マチルダは小さな大天才』を読みたくなったし・・
コメディ(喜劇)の価値を悲劇の下に置く、その感覚というのが、なんだろうとも思うのであった・・
マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)
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