猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

ギリシア

古代ギリシアの陶器は十万点もあるという〜〜
ちょこちょこみています
ゴンブリッチの後、ナイジェル・スパイヴィを参照している
(あと美術辞典)ちなみに
J・J・ポリットの『ギリシャ美術史』を読み始めたらこれも曲者っぽい(笑)
なので、ちょっと待って〜〜
それから、図書館にこれ(図説)があったので予約

図説 古代ギリシア

図説 古代ギリシア

  • 作者: ジョンキャンプ,エリザベスフィッシャー,John Camp,Elizabeth Fisher,吉岡晶子
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ギリシャ美術史―芸術と経験

ギリシャ美術史―芸術と経験

いきなり、クラシックとは、といわれる
クラシカルの意味・・・

もともとは(軍隊に)召集すること、そこでグループ分けすること
つまりクラス(グループ)化
(財力や家柄で分ける)
「ワンクラス上」
上流、高位のクラシクスである歴史上の一時期という意味になってくる

それはともかく、もう一つの説が書かれている

もう一つは中世では学生を「クラシキ」と呼んでいたので、
ギリシアやラテンの著述家の著書や彼らの文明を「クラシキの」と呼んだ

・・以上 J.J.ポリット「ギリシャ美術史」
また、
ある様式とある様式の上下をいうことや
「未発展期、発展期、円熟期」等の一般化もおかしいという

そのことは「ただ分けてみただけだ」ということですね

思い込みの価値判断を廃そうという
しかしまた、忍耐強い分析の結果、発見する精神的な理想像、
永続的な形式や、普遍の基盤を発見すること、
混沌とした体験を吟味しこの世に起こっていることに秩序と尺度を認める喜び
・・等の話もある

ちなみに今
ギリシア美術を見ていて気になっているのは
パルテノン神殿のフリーズの数を
92とする文献と72とする文献があること
全然本質的でないですね(-_-)zzz