猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

[字を書く楽しみ]

日本文藝家協会なるものが編集する年刊の『ベストエッセイ』

たまに読みますが、今日2015年のをぱらぱらと見ていたら。

[字を書く楽しみ]ということで

児童用の万年筆の話を津村紀久子さんという方がしていた・・

今ではインクの色に合わせて、数えるのが嫌になるほど
児童用のペリーカーノジュニア 

(ペン先はかなり太い)を所持しているそうだが、それで、
何かお大臣みたいでつらいのだが、児童用はどれだけ高くても三千円以内で買えるので、見逃していただきたい、というので笑った。

この児童用の万年筆で、久しぶりに字を書くことを楽しんで

「にわか万年筆バンサイ」となったという。

それで、そう言えば、ペリカン・・つかってないな~~と思い出し

(フリクションばかり使っている)

いろいろごちゃごちゃ入っている筆記具入れを整理しました・・・

津村紀久子さんいわく、インクについて、

”神戸を拠点とする「ナガサワ文具センター」という大魔境的な会社”に、

神戸の土地にちなんだ色が50色以上あり、

 ”大河だ。固唾をのんで見守らなければなるまい。”(笑)

「筆跡と内容はあれだがインクの色は美しい」

その大魔境まで、私ものこのこ行ったのはいつだったかな?なんて思いつつ~

 

 ちなみに私は使える万年筆は1本しか持ってないかも 

見てみると、インクの色は、紫とオレンジに凝っているらしい(本数が多い)

 

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 津村紀久子さんのエッセイの次は、

 

山田太一さんの「老人ホームを訪ねるということが時々あるようになった」という話

妻を失い子どもの世話になるわけにもいかない友人のはなしだが、うまいですね


「このごろ天気と話している。朝、カーテンを開けると、天気が言うんだ。今日は薄曇りにしといた。あんたのためだけにな、と」

ちなみに今日は雨です(午前中)