『本日は大安なり』
うん、これは、いいんじゃないの。
読めました。(ホラーの怖いのは厭よ)
『聖なる怠け者の冒険』(森見登美彦)読んでいるところですが、
初期の夏目漱石を思わされる文体・・・
勉強の本
岩波の近代思想大系の「翻訳の思想」(1991年刊)に入る前に
岩波新書で、その編集のための丸山真男と加藤周一対談を
サッと読みました
『翻訳と日本の近代』ですけど、いろいろと面白いです
例えば幕末のベストセラーは福澤諭吉の『西洋事情』と
アメリカのホイートン(HenryWheaton)の『万国公法』だったというが、
中国語からの重訳で
重野安嗣訳『和訳万国公法』と堤殼士志(つつみこくしし)訳『万国公法訳義』とあり、後者では、
動物という語は不動産のことで
植物という語は動産(金銭)だったというのが面白い。

- 作者: 加藤周一,丸山眞男
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1991/09/30
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る

- 作者: 丸山眞男,加藤周一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1998/10/20
- メディア: 新書
- 購入: 6人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (35件) を見る

- 作者: 原卓也,西永良成
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 2000/02/01
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る

- 作者: 齊藤美野
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る

英語で発見した日本の文学―古き良き日本語と、新しく面白い日本語
- 作者: マークピーターセン,Mark Petersen
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2001/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る