猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

燃える柴

はっきり言ってわけのわからない図像です
なんでもマリアのものにしている、という、何やってるのよ、もぅ〜〜物件の一つ
・・で、泰剛平さんの本ですけど、
面白いから読むように言われたのは「イエスの同時代人」フラウィウス・ヨセフスの『ユダヤ古代誌』を参照しながら、『異教徒ローマ人に語る聖書 創世記を読む』(京都大学学術出版会2009年12月刊)というやつでしたが、
(これは購入)
その前の
『旧約聖書を美術で読む』というやつ(青土社2007年4月刊)も、平行読みしようと思って借りて
読んでいるところです。

ヨセフスの書を
驚くほど高い文学的レベルで聖書の再話(創世記のリライト)をしているものとして、認めているということはよくわかったのですが、
「創世記」の内容自体については、やっぱり、どうもね・・(いやはや何ともという拒否反応)

よい天気です
半分来たところで「燃える柴」(モーゼなのにね)が出てきたのでここで、休憩〜〜
WEB検索燃える柴

旧約聖書を美術で読む
秦 剛平/著 青土社2007年

内容紹介 天地創造はつじつま合わせ? 西洋名画や教会壁画から写本挿絵まで、旧約聖書に題をとった画像150点余を読解。美術に隠された通念を探り出し、聖書の常識と定説をつぎつぎ覆す、挑発的な8つの講義。

あまのじゃく聖書学講義

あまのじゃく聖書学講義

描かれなかった十字架―初期キリスト教の光と闇

描かれなかった十字架―初期キリスト教の光と闇

乗っ取られた聖書 (学術選書)

乗っ取られた聖書 (学術選書)


もう一冊の話です
豹変という言葉が、実はよい意味なのだ!ということを知ったのは小林秀雄が
「君子豹変」って、色紙に書いていたからですが
この本は片仮名でウン。ウン。とか。ソウデスネ。とか書いてあって、気楽に読める
「考え方の体制化が起こると学問が死ぬ」
科学は豹変する
養老 孟司/和田 昭允/共著
培風館2005年

内容紹介 養老・和田両東大名誉教授による科学教育読本。日本生物物理学会が市民のために開催した新潟でのシンポジウム「DNA二重らせんの五十年と生物物理」を下地にした書下ろしと、「科学と教育」をめぐっての対談をまとめる。