猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

起床時刻

あまり早く目が覚めなくなった(つまり早く寝なくてもよくなった:疲労回復モード)
5時45分ごろ起きて、1時間半勉強しました
勉強といっても今回は、漢字の方のアウトプットで
3か月分遅れている感じだが2
「つよい」の訓のある字を5つ(毅、矯、豪、健、壮)など
http://flora.karakusamon.com/2015f/kanji_koyomi_201511.html

とにかく甲骨文字は図として面白い

ショウの形

「壮」のもとの字は壯で、声符は爿(しょう)
爿は脚のついた几(き 机)の形。
その上に肉を供えて戦勝祈願の祭りをした後に、
その祭肉を携えて軍を率いる人を 將(将)、将軍という。
士は戦士階級の身分を示す小さな鉞(まさかり)の頭部の形で、戦士をいう。
爿は殷王の王子出身者の家である親王家の家柄を示す図象として用いられる形の上に見える。
将・壮はその親王家の身分を示すものと思われ、
壮は親王家出身の戦士で、戦士集団の中核となっていたものであろう。
戦士の意味から、強壮・壮健の意味となる。 (白川静) 


ついでに、毅の字というと

鳳・竜などのように、辛字型の飾りをつけているのは聖獣のしるしである。
豙(ぎ)に殳(杖のように長いほこ)をくわえて殴(う)つ、毅は
その呪能を刺激し、
軍事などの時の戦意を
鼓舞するためのものであろう。
ゆえに「つよい、たけし、かたし」の意味となる。 

ところでその字をお名前に持つ
火山学者の鎌田浩毅さんの
「一生モノの勉強法」という本、
ちょっと古いけど(2009年刊で、そのころのブームだったかな?)これはいい(読んで結構面白かった)

一生モノの勉強法―京大理系人気教授の戦略とノウハウ

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一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ(祥伝社新書312)

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さて、朝は、すぐに猫が膝の上にくるので、
ありがたくも 足がしびれますね
おまけ:

ことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が、京都の清水寺で発表され、安全保障関連法案の採決に国民の関心が高まったことなどを理由に、「」という字が選ばれました。
清水寺の森貫主は「ことしは命に対する不安があった年ですが、来年は安心・安全な社会を作っていこうという皆さんの思いが、この字に表れているのではないかと思います」と話していました。
協会によりますと、2番目に多かったのは、爆破テロや「爆買い」などの「」、3番目は戦後70年などの「戦」だったということです。

13日作成のフラワーアレンジ