猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ


10月10日は転倒防止の日 だそう

転倒予防医学研究会が制定。「てん(ten)とう(10)」の語呂合せ。

はい、転倒はイカン遺憾
5月17日は私の転倒記念日です〜〜(~_~;)ん〜〜
(ばったり転んで両手をついてから手首が怪しい) 
しかし本日は久しぶりに手を使うボランティアをしてきました
(サンタクロースのテラコッタドールを洗った)
きれいになりうれしい・・
(作成は2010年)
顔(8号鉢)は新しい鉢に変えようね、ということになりました
この後11月25日の設置に向けて、
毎週木曜日の午前作業します・・
まだまだ時間たっぷりあると思うけど、予定を詳しく立てると、トナカイの足元の木にもペンキを塗った方がよいですし
20101104224553
本題の
植物パネルの作成もあります
花も実もあるイチゴノキ・・の他・・

6週間ということですね

「誤解学」

誤解の原因・メカニズム・・ということはともかく、対策というのが・・
「諦める」!?(笑)・・わざと三日位思考停止すること・・
誤解とは人間とは切っても切り離せないもの・・「気にしない戦略」が本当に誤解で悩んでしまった時のあり方だという
数学からの単純な類推分類で誤解の後の三つの方:収束型(誤解を解きたいと努力する)、発散型(修復可能と考え関係を終わらせる)、中立型(放置)〜〜と三つ

誤解の完全な解消のためにエネルギーを使うのは無駄の極致

誤解の9つの典型

1.世代間の会話、2.説明不足、3.聞き違い、4.記載ミス、5.異文化交流、6.男と女、7.インターネット(説明省略の誤解.成りすまし・・)、8.詐欺、9.健康に関する誤解(定義がよくわからない曖昧につかわれる健康用語)

ノンバーバル(非言語)なメッセージが実は重要な役割を果たしていること、
言葉の定義は各人でちがうこと・・それは確かですね、
それと、
科学技術と便利さの誤解ということで、(p173)バリアフリーでお年寄りの痴呆化が進んだので、バリア「アリ―」住宅(必ず階段を上がって二階で食事する)というものもあると言う話は笑いました

合意形成に三つのレベルがある、表面合意、解釈合意、真意合意(真意合意はありない)
合意形成に最も効果的だと考えられるのは、お互いの感情の共有機会を増やすということである

誤解とは、単一化を避け多様性を確保する人間社会のメカニズムであり、必要悪ともいえる。
生物にとって、単一性は死滅を意味する、つまり誤解は社会安定のための重要な機能ともいえる。
人間社会でも、異質な考えを内包することで、それは人と人との間にひずみエネルギーを生みだす。
それが社会の活力の源で、人は誤解を埋めようとして生きる。

誤解学 (新潮選書)

誤解学 (新潮選書)

「もの忘れ」:最新の認知心理学

認知症の記憶障害の原因:記憶と行動を並列して行うことを可能とするワーキングメモリーの障害(脆弱化)
ワーキングメモリ=日常生活を支える記憶、行動のための一時的な記憶、心の黒板に書いた記憶
他のことに注意を向けると、容易に妨害を受けてしまう
認知症:記憶障害(新しいことを覚えられない)・見当識障害(自分の置かれた状況が分からなくなる)を示すことが多い

アルツハイマー型認知症:大脳皮質に老人斑=アミロイドベータと神経原線維変化、アセチルコリン欠乏
海馬の委縮が関係(心理ストレスでも委縮する)
記憶の3つの過程:符号化、保持、検索
記憶の2種類:短期記憶(20秒間にその90%が忘却される)、長期記憶(短期記憶からリハーサル=学習)
記憶できる数は成人で約7項目(心理学者ミラーの研究)
新しく学習した内容を覚えることができない、前向性健忘症(「博士の愛した数式」小川洋子)
第3の記憶システム:ワーキングメモリ概念(イギリスの心理学者バドリーとヒッチ)
マジックナンバー7を訂正、4に(コーアン)

ワーキングメモリーは日常生活の中で重要な役割を果たしている
華麗加齢で起きる変化ワーキングメモリの低下:注意制御が低下するため、先に記憶した内容が、その後に記憶すべき内容に干渉して、新しく記憶することを困難にする
二重課題遂行を困難にする
前頭前野の生理的な変化
課題の目標に必要でないものを抑制することが困難(高齢者と幼児お意外な共通点)
日常生活が単調になるとワーキングメモリも衰えがちになる
(会話や読書は二重課題の典型例→それを繰り返すことで、ワーキングメモリを鍛える
絵とイメ―ジを描く訓練(イメージを使って、記憶するものに注意を向ける)→右半球の活動が増強
ポジティブな情動により活性化することができる(かもしれない)
※読んで楽しいと思う本を選ぶ、外出するときは積極的に楽しむ

もの忘れの脳科学 (ブルーバックス)

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