猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

日曜美術館の録画 

今日は、夕方、録画したままで見ていなかった『日曜美術館』を3本消化・・
ヤマザキマリさんや茂木健一郎さんと
ミケランジェロの24歳のときのピエタと、遺作の(ロンダニーニの)ピエタの対比を見たり、
江戸の国芳の少年漫画的ヒーローをみて、日本が世界的に稀有な「庶民のための芸術」をもっていることなどを見たり・・
琴と酒と愛する文人画家浦上玉堂の山水画を見たり・・・
http://kojiseigo.com/page/k026.html
A portrait of Urakami Gyokudo 琴士玉堂肖像
浦上玉堂(Wikipediaの、生き方、
座右の銘的な言葉として出てきた「愚を守る」は
孔子の言葉だが、

才知を隠して、愚か者のふりをする。

対人的戦略的な言葉という感じではなくて、
「自分の生き方に誇りを持った愚」であるということで
なんだかかっこよかったですね

浦上玉堂 (新潮日本美術文庫)

浦上玉堂 (新潮日本美術文庫)

我れ、美に殉ず

我れ、美に殉ず

※追記ですが
ヤマザキマリさんの
バチカンには変人を活かす度量があったというセリフが、すごい新鮮だった
とにかく宿と足の計画ちゃんとして、ローマ行きます(できるだけ長く)