猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

進撃の・・

「進撃の巨人」が
クリアカラー国語便覧」新課程版 (青木五郎・武久堅ほか監修)
数研出版; 第4版 (2013/03)に載っていたので
驚きました。

(219ページ)

本居宣長を「四畳半の大学者」というキャッチフレーズで載せているのはどうかな(~_~;)
書斎がそのサイズだったということだけでしょ?
いや、移築された鈴屋、見に行ってきます〜〜

とにかく、この1年、国語・国文を見ていたのですが、30年ぶりかも。
イ・ヨンスクさんの
「国語」という思想―近代日本の言語認識
・・というのは、これは・・かなり腹の立つシロモノですね、
いやそういう文字どおりの意味(立腹)ではなくて、
私にあっては柳父章さん同様で・・気をつけてじっくり読まねばという意味・・
「国語」という思想 イ ヨンスク (岩波書店1996/12/18)

「国語」は概念として、いつ、どのように形成されたのか。国民国家を確立しつつ、植民地帝国へと進む明治期の日本が国家統合の要として創出した「国語」。本書は、それをめぐってせめぎ合うイデオロギーの展開を上田万年・保科孝一らの言語思想を軸に克明に跡づけて、思想としての国語の歴史と意味を解明しつくした画期的労作。