猫頭の文房ブログ

人間を獣頭人身で「分類」すると、私めは猫頭。その書斎もとい文房(自室)日常ブログ

目次読書 古代文明ビジュアルファイル

今日 日通のメール便が届いた
古代文明ビジュアルファイル4の目次をあげておく
(目次読書法!?で今までの分も書き足し、今後も目次だけはかく予定)
⇒と思ったが、HPに出ているようなのでここまでとします。
それと、協力 大英博物館とあるように「ビジュアル」は良いとして
内容が「読み物」ふうだったのは思惑と違っていました。


古代文明ビジュアルファイル4

古代へのアプローチ…シャンポリオンのヒエログリフ解読物語
古代人の素顔…インドの聖なる王アショーカ
文明の舞台…商人の都カルタゴ
文物と生活…インダス人のフアッション
現代への遺産…ローマの上水道
古代文明AtoZ アト〜アフ
文明アトラス AD301〜AD400年の世界
大英博物館の秘宝 美を食す

古代文明ビジュアルファイル3

エーゲ海を中心に花開いたギリシャ文明の黎明期
32歳で大帝国を建設した武人王アレクサンドロス
チャーチワードはムー大陸にたどり着いたのか?
インダス文明最大の都市モヘンジョ・ダロ
無敵を誇ったヒッタイト戦車隊
太古の海を渡ったポリネシアン・カヌー
古代文明AtoZ アス〜アト
文明アトラス BC2200〜BC1601年の世界
大英博物館の秘宝 古代の宝飾

古代文明ビジュアルファイル2

黄河と揚子江に育まれた幼児期の中国文明
実在したバベルの塔 ジグラット
空中都市マチュ・ピチュを見つけたハイラム・ビンガム
アステカを滅ぼした戦慄の生贄儀式
古代イスラエルを繁栄に導いたキング・ソロモン
神仙への憧れ 漢方医学の歴史
古代文明AtoZ アク〜アス
文明アトラス BC3000年以前の世界
大英博物館の秘宝 文明の歩み

古代文明ビジュアルファイル1(創刊号)

シリーズガイド
文明タイムライン
(古代文明バーズアイ)
神秘のエールに包まれた南アメリカの原始文明
鳥瞰MAP・アンデス文明/高原に生れた高度な文明
(古代へのアプローチ)
最新技術で甦ったツタンカーメン王の素顔
(文明の舞台)
謎の巨石建造物ストーンヘンジ
(文物と生活)
剣奴と呼ばれた男たち
(古代人の素顔9
シャーマンクイーン卑弥呼の実像
(現代への遺産)
バビロニア占星術の今昔
古代文明AtoZ ア〜アク
文明アトラス BC500〜BC401年の世界
大英博物館の秘宝 聖なる動物


ジャン=フランソワ・シャンポリオンJean-Fran?ois Champollionの
ヒエログリフ解読のカギとなった3つの部分を囲んだ拡大がわかりやすい

「同行の画家ロッセリーニの壁画の復元図」とあるが
画家という紹介はかわいそう??

イッポーリト・ロッセリーニIppolito Rosselliniは
イタリアのエジプト学の父
http://www.geocities.jp/kmt_yoko/Egyptology.html
西村先生のページから引用では

最も有名なコピー家

19世紀のエジプト学の主要な趣旨の一つは、個人の学者たちや
主要な遠征隊−ナポレオンの遠征によって始められた事業−による
まだ崩壊していない銘文のある記念碑のコピーの編集でした。

これも、重要な意義ある仕事だったんでしょう…

「目次読書法」というのは松岡正剛さんの造語だった?
http://www.isis.ne.jp/isis/2006/11/post_35.html

知の編集工学 (朝日文庫)

知の編集工学 (朝日文庫)

mixiに目次読書法のコミュニティがあって参加しています〜〜

こういう感じで書くのが正解なんだ〜〜〜(^_^;;

=== 白鰯さんによるインデックスの引用 ===

文明のなかの博物学―西欧と日本〈下〉

文明のなかの博物学―西欧と日本〈下〉


西村三郎『文明のなかの博物学――西欧と日本』(紀伊國屋書店・1999年)

―――――――――――――――――――――――――――
序章  博物学と人間社会

―――――――――――――――――――――――――――
Ⅰ章  ヨーロッパ大博物学時代
 時代を席巻した博物趣味
 二人の啓蒙家
 リンネの名声――その実像
 植物の<性体系>
 自然の体系化へ向けて
 リンネ派博物学の展開と波及
 社会の各層を巻き込んで
 『一般と個別の自然誌』――記述の精神
 "近代人"ビュフォン
 人間が中心
 さながら文学
 ビュフォンにおける<理論>の意義
 歴史的視点の導入――自然史の成立
 文人ビュフォン
 科学の文体をめぐって
 科学の大衆化、大衆レベルへの浸透
 国境と海を越えて
 栄光に包まれて晩年
 志を継ぐ人々
 博物学は民衆の学問
 大探検時代――異国の博物へのあこがれ
 絢爛と花ひらいたエキゾチック博物学
 "草の根"で大流行

―――――――――――――――――――――――――――
Ⅱ章 花ひらく江戸の博物学
 <徳川の平和>
 本草学・博物学・博物趣味
 「格物致知」――朱子学の立場
 『本草綱目』の舶来
 本草学と名物学
 啓蒙的・実学的書物の刊行
 本草学分野での動き
 『大和本草』――日本初の土着の博物書
 物産学の興隆
 物産会――人をつなぐネットワーク
 戸田旭山の薬物会
 第五回東都薬品会――源内の面目
 夢に終わった大計画
 庶民から大名まで
 <殿様博物学>の世界
 博物図譜制作にかけた情熱
 ヴィジュアル文化の爛熟のなかで
 民衆のあいだの博物学エネルギー

―――――――――――――――――――――――――――
Ⅲ章 本草−博物学の淵源をたずねて
 東アジア世界における本草学の伝播
 薬物と人間
 中国本草学の起源
 『神農本経』の内容をめぐって
 中国本草学、その後の発展
 『本草綱目』――時代の新しい要請に応えて
 その他の博物学的伝統――『爾雅』から物産誌まで
 外来の学問としての本草学――日本の場合

―――――――――――――――――――――――――――
Ⅳ章 西欧博物学の成立
 東と西――両博物学の基本的性格
 ルネサンスの新しい息吹き
 古代西方世界における本草学の展開
 古典文明の灯を守るもの
 中世の帳をあげて
 珍品収集熱の流行
 目録の作製と刊行

―――――――――――――――――――――――――――
Ⅴ章 西方世界における博物学的知の流れ
 西欧博物学の淵源――古代ギリシアの天才たち
 ギリシアの愛知からローマの実用へ
 古典文明のあとにきたもの
  ――プリニウスの『自然誌』と動物寓話集の世界
 イスラムの蔭に
 新しい動きと課題
 ルネサンス期博物学を彩る百科全書的知の巨人たち
 ドドエンスと同時代の植物研究者たち
 十七世紀の時代相のもとに――レイとトゥルヌフォール

―――――――――――――――――――――――――――
 後注

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Ⅵ章 博物学の黄金時代を招来したもの
 社会史・文明史の立場から
 <危機の世紀>から<白銀の世紀>へ
 コーヒーハウス文化の勃興のなかで
 西欧園芸趣味――その由来と影響
 <性体系>=宗教心にもかなった新学説
 ビュフォンの先行者たち
 江戸期日本における流行を準備したもの
 俳諧熱の高まりとその余波
 園芸奇品への熱いまなざしのなかで
 博物学−博物趣味の流行と文明

―――――――――――――――――――――――――――
Ⅶ章 西欧――博物学から近代生物学へ
 学問の世界と一般社会
 自然分類の体系を目指して
 <植物学の革命の書>
 フランス革命と博物学
 壮大すぎたスペキュレーション
 大理論のたそがれ
 フランス博物学の黄金時代到来す
 プロとしての科学研究者の誕生
 動植物界体系化の新たな発展
 近代生物学の成立と博物学黄金時代の終焉

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Ⅷ章 変容する江戸博物学
 『本草綱目啓蒙』――江戸博物学の総決算
 西洋博物学の受容をめぐって
 ケンペルとツュンベリー
 個物をめぐり江戸博物学は踊る
 宇田川家三代の業績
 『厚生新編』と『遠西独度涅烏斯草木譜』
  ――江戸期の二大翻訳事業
 鎖国の閉塞状況のもとで
 シーボルトの来日
 『泰西本草名疏』――リンネ体系の紹介
 <弁物>から<舎密>――宇田川榕庵の主張
 『草木圖説』――飯沼慾斎の近代植物学実践

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Ⅸ章 江戸博物学から明治の生物学へ
 幕末へ維新の激動のなかで
 教育体制の整備とともに
 田中芳男――大車輪の啓蒙活動
 近代的高等教育の濫觴――お雇い外国人教師の貢献
 ドイツ学派とアメリカ学派
  ――明治期の学問における二つの流れ
 近代的動植物学の研究教育体制確立へ向けて
 学会の結成
 江戸博物学の残照のなかで

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Ⅹ章 西と東の博物学
 西欧近代文明の世界制覇
 理論もしくはドグマとしての西欧博物学
 体系よりも個物――東洋本草−博物学の立場
 実用分類と客観分類
 人間の精神活動と東西両博物学の性格
 創造か生成か?
 呪術的世界観
 人間中心の社会と神中心の社会
 原理的・論理的思考を培ったもの
 論理的思考法と科挙制度――中国の場合
 原理的・論理的思考法の源泉
 東アジアにおける原理的思考――その超越的観念性
 自然法則と倫理規範
 江戸期日本における古学派の意義
 <停滞>の社会vs<進歩>の社会

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終章 来たるべき時代に

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 後注
 東西博物学小年表
 あとがき
 書名索引
 人名索引

 *Ⅴ章まで上巻、Ⅵ章から下巻

虫の博物誌―文明のなかの六本脚

虫の博物誌―文明のなかの六本脚